小説あらすじ「平行世界 本編第2話」
- カテゴリ:自作小説
- 2017/10/04 23:22:21
平行世界の本編第2話のあらすじです。
ここからは、小説未完成です。
ところどころセリフや情景のメモはあったはずなんだけど、
PCが壊れたり初期化したりして、データはどこへ???状態だったりして・・・(ノД`)シクシク
ココに載せてデータ保存ってな感じかもですねw
本編第2話 疑惑の魔道士
ルクウートの留学から戻ってきたソハコサ国の皇子・レフィラス。
魔導の国・ソハコサ国王家の特殊能力は〈真実の眼〉。魔導を無力化して視ることができる能力が一国の王としての権力を維持しているのだ。魔道士としての能力の大半のものは幻術だからだ。レフィラスは能力の持ち主だが、父である現在の王は能力を持っていなかった。そのため、南大陸最大のヤナンテトシム大国との結びつきを強くしようと、大国の言われるまま魔道士の派遣を行っていた。
また、王女であるアファレアの婚姻先も国益優先で勧めようと動きを見せていた。
能力の有無による父王との確執を自覚しながら、レフィラスは皇子としての役割を果たす中、魔導師エカーチェフの存在が気になりだした。
若輩者でありながら、魔導師としての実力と勇者召喚を成し遂げた人物。それなのに目立つことなく王宮勤めをしていたのだが、気配を消す魔導を自らに施しているのを真実の眼で見抜いたからだ。
それにアファレア王女がエカーチェフに好意を抱いていた。
過去にルクウートで出会ったエイーナの蒼い瞳を覚えていて、垣間見た同じ瞳色であるエカーチェフに好意をもって眺めていたのだが、彼に気付かれ、いつの間にか茶飲み友達状態になっていた。
ヤナンテトシム大国は能力の高い魔道士を欲しがっている。ソハコサ王は、エカーチェフのヤ大国行きを決定するが、エカーチェフは断りを入れた。
そんな頃にアファレア王女と懇意にしているとの噂が王宮に広がり、王女の嫁ぎ先を算段していた国王の怒りを買い、宮廷魔導士を解雇されることに。
魔導師資格剥奪でエカーチェフの国外退去。
エカーチェフとしても怪しげなヤ国に派遣されないため、また魔導士という立場を捨てて本来の自分自身に戻るために噂を利用して解雇に持っていったのだ。
でもそれもソハコサ王とヤ大国の陰謀の密約だった。
正式派遣ともなれば、いろんな制限が付く。解雇された魔道士がその後どうなろうと国としては関知しない。レフィラスは父王の計画に気づき、エカーチェフを助けるために追いかける。
エイーナはソハコサの王宮を辞してクスイ国へ向けて出発。エカーチェフの身元照紹介はクスイ国からになっているからだ。国境近くで数人の男たちに襲われたが、連絡を受けて迎えに来ていたクスイ国のマキセが助けに入り、レフィラスも応戦し、敵を退けた。
ヤ大国と魔導、裏に何かあると確信したエイーナとレフィラスは、エイーナがテニトラニスの皇子である事も知り、協力して情報を集めることを約束して別れた。
王宮にもどったレフィラスは、アファレアの婚約者候補として国王から招待されてきたカルマキル大国の王子シーフィラノと対面するが、彼は婚姻を断り別の人物の紹介状を提示する。
それが、彼の幼馴染でもあるエイーナ=テニトラニスだった。
ソハコサ国の裏事情満載の第2話。
魔導の国の王家としての役割などなど、短編などの伏線を拾い集め出すお話になります。クスイのマキセとかもカルマキルのシーフィラノとか出てきましたしね。
次は第3話の前の番外編(笑)