巣窟『白露』
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/09/30 12:57:28
白露
夜空を走る虎が
雲の中を駆けて行くたび
地に向かっていく光が
唸りをあげて降ってくる
布団を被って知らんふり
日が昇るのを心待ち
朝が来て外に出てみれば
見下ろした花壇に
朝日に照らされ
朝露が光っていた
*****
雷ばっかり鳴って神経ささくれだった。
白露
夜空を走る虎が
雲の中を駆けて行くたび
地に向かっていく光が
唸りをあげて降ってくる
布団を被って知らんふり
日が昇るのを心待ち
朝が来て外に出てみれば
見下ろした花壇に
朝日に照らされ
朝露が光っていた
*****
雷ばっかり鳴って神経ささくれだった。
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まさに唸り声のようだもんね。
しつこく残っていた夏が、その声を恐れて季節の向こうへ逃げちゃったようですね^^