日本が誇る伝統芸能についてブログを書いてみよう♪ | 恵の字さんの日記

銀色羽毛のblog

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先達はあらまほしきことなり

カテゴリ：東京江戸ウィーク2017コラボ
2017/09/29 07:28:51

日本の伝統芸能について、ですか……。
伝統芸能の範疇って、どこまでになるのでしょ？

明治の西洋化が始まる以前から存在した（或いは存在していましたけど途絶えた）、
詩歌・音曲・舞踊・演劇辺りのことかしら？
うーん、手元不如意の者には縁遠い世界です。みーんな、習うのはおろか、触れるのでさえ先立つ物が全く足りなさそう。
敷居が高そうと思われてしまう世界は、愛好者が少なくて先細りしそうですけど、
その方がかえって少数精鋭、俗にまみれずに済んで、いいのかしら？

切ないですね。
自国の伝統の筈ですのに、生で触れる機会が全く無いなんて。

好きな画家さんのお1人、
美人画で名高い上村松園さんは、お能と言いますか謡曲を題材にした絵画を幾つも残されているのですが、
元ネタに接する機会には恵まれない（どこかで上演されていたとしましても観に行くお足が無い）
のかなぁ……と思ってしまうと、悔しいのです。
せめて、一生のうちに一度くらいは松伯美術館詣でを実現させたいものです。
そちらでしたら何年か掛けてお小遣いを貯めれば叶いそう。
（美人画というジャンルは、本当は好きではありません。描かれている女性が揃いも揃って媚び媚びで。
　ですが、松園さんの美人画は別。
　このお方の描く女性にそういった要素は微塵も感じられず、清々しい程に凛としています。）

ええっと。
TV等で見聞きする機会に恵まれたとしまして。
じゃあ観るか、と問われますと、恐らく観ないのではと思うのです。
伝統があるということは決まり事やしきたりもてんこ盛りで、それらの知識無しで観て、面白味が解るのかなぁ、と不安で。
隣にお詳しい方が居て、疑問に思ったことを口にするとすぐ解説して下さる状況に恵まれまるのでしたら、
安心して観ることが出来そうなのですけれども。
勿論、「この演目だったら、この辺りの古典を予習しておくといいよ」との事前情報付きで。

生観賞のときにお喋りするなんて論外ですけれども、TV画面越しでしたら、……いいですよね？
芸能ではなくスポーツ観戦ですけど、
プロ野球は母に、サッカー（当時はJリーグ発足前でした）は大学生の頃にサークルの詳しい方々に訊いて、
見所を覚えてゆきました。
解らないことはなんでも訊ける、これは初心者を固定客（？）に引き上げる為にはとても重要なことです。
とは言うものの、果たして。
「なんでも」ではなく「なんらかの」でいいのですが、
伝統芸能を縦横無尽に解説出来る方と一緒にTV、或いはDVDやBD視聴……そんな方が
お知り合いになって下さる機会って、そもそも恵まれるものなのかしら、ねえ。