Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第2章 その①


    friend-名も無き物語-第2章 その①

 ーfriend-名も無き物語-第2章 チーム結成ー

  「そ、それじゃあ私もようやくチームが
 組めるってことですか!?」
 とミスティアがとかなり吃驚しながらウォーラルに向かって
 そう言うと彼女は続けて、
 「もちろんカゲロウ君が同意してくれたらね。」
 とミスティアにそう言うとウォーラルは俺のいる方に
 向き直ると彼女は、
 「どうだろうかカゲロウ君。ミスティアとチーム
 を組んでみないかい?」
 と俺に頼み込んできた。俺は、
 「俺としても味方は多い方が心強いですし
 ミスティアがいいのなら・・・・・・。」
 とミスティアとウォーラルに向かってそう言うと彼女は、
 「もちろんだよ!私もカゲロウ君とチーム
 組みたい!」
 とミスティアは笑顔で俺とウォーラルに向かってそう言った。
 「決まりだね!今日からカゲロウ君とミスティア
 は探検隊としてのチームだ!」
 とウォーラルが俺達2匹に向かって
 ウィンクしながらそう言った。
 「やったあああ!これからチームメンバーと
 してもよろしくね!カゲロウ君!」
 とミスティアは笑顔で俺に向かってそう言った。
 「うん!」
 俺もとても喜んでいるミスティアを見て笑顔でそう言った。
 「それじゃあ今日はもう遅くなってきたから
 休むとしよう。2匹は明日の朝に僕のところに
 チーム名を決めて報告しに来てね。」
 とウォーラルが俺達2匹に向かってそう言った。俺は、
 「はい!」
 とウォーラルに短く返事を返した。
 「それじゃあ君たちの部屋に案内しよう。
 ミスティアは今までの仮部屋の荷物をまとめて
 もって来てね。」
 とウォーラルはミスティアに今までいた仮部屋の荷物を
 纏めてくるように指示を出した。
 「はい!」
 ウォーラルに短く返事を返すとミスティアは今までいた
 部屋のほうに荷物を取りに駆けてゆき
 俺はウォーラルに案内されて一足先にこれからミスティアと
 一緒にすごす部屋についた。
 「ふぅ。やっぱり広い部屋は落ち着くね。」
 とミスティアが自分の荷物を俺の案内された部屋に
 置くと1つ伸びをした後俺にそう言うと続けて、
 「というわけで今日からここが私達の部屋になる
 わけだけど・・・・・・一緒の部屋で大丈夫だよね?」
 とミスティアが自分の荷物を俺の案内された部屋に
 拡げながら俺に向かってそう言った。俺は、
 「ああ。俺は一向に構わないよ。」
 と案内された部屋に自分の荷物を拡げている
 ミスティアに向かってそう言った。
 「よかった!じゃあ今日はもう遅いから明日に
 備えて寝ましょう。カゲロウ君はチーム名を
 考えておいてね。」
 とミスティアは俺に向かってそう言った。俺が、
 「俺が決めちゃっていいのか?」
 とミスティアに向かってそう訪ねると彼女は、
 「もちろん!」
 と俺に向かってそう言った。俺は、
 「わかった。じゃあおやすみ。」
 とミスティアに向かってそう言うと彼女も、
 「おやすみー!」
 と俺に向かってそう言った。
 そしてそれぞれの寝床に入った。
 俺は寝床に入った後、
 (・・・・・・ブイフロリアか・・・。それにしてもこの世界も
 結構文明が進んでるんだな。ギルドの作りも近未来的で
 しっかりしてるし・・・・・・。)
 (・・・・・・この世界のどこかにあいつはいる・・・・・・。
 ここで自分自身を鍛えながら、絶対に見つけないとな・・・・・・。)
 (・・・・・・そしてちゃんと謝ろう・・・・・・。)
 (そういえば、チーム名を決めないといけないのか。
 どんなのいいかなぁ・・・・・・。)
 (ミスティアとのチーム・・・・・・この関係を通して
 ミスティアとも仲のいい友達になれるといいな・・・・・・。)
 (そういえばミスティアも最近入ってきたと言ってたな。
 お互い探検家としては初心者になるわけだけど、
 ミスティアは元々ポケモンだった訳だし、きっと俺よりは
 強いだろうし大丈夫かな。)
 (ふぁ~ぁ・・・・・・疲れが出たのか眠くなってきた・・・。
 今日はもう寝よう・・・・・・。)
 その日俺は、懐かしい夢を見た。
 「・・・・・・。」
 「おい。」
 「・・・!」
 「どうしたんだ?こんな端っこで1人で・・・・・・。」
 「ああ・・・。僕、人と接するのが苦手でさ・・・・・・。」
 「そうなのか・・・。」
 「なぁ、俺と一緒にポケモンバトルでもしないか?」
 「え?で、でも・・・・・・。」
 「俺も今暇なんだ!遊び相手になってくれよ!
 ほら、行くぞ!」
 「え、えええっ!?ちょっ、ちょっと!?」
 夢はそこで終わった。
 次の朝・・・・・・
 「おはよう!よく眠れた?」
 ベットの上で寝ぼけ眼をこすっている俺に
 ミスティアがそう訪ねてきた。俺は、
 「ああ。ぐっすりさ。」
 とミスティアに向かってそう言うと彼女は、
 「ならよかった!さ、親方様のところに朝の
 挨拶をしに行きましょう!私先に行ってるね!」
 と俺に向かって笑顔でそう言うと彼女はウォーラル親方の
 部屋に向かう。俺も、
 「おう!」
 と笑顔でそう言うと彼女の後を追った。
 「やあ2匹とも。おはよう。」
 とウォーラルが俺達2匹に向かってそう言うとまずはミスティアが、
 「おはようございます!」
 とウォーラルに爽やかに笑顔でそう挨拶すると彼女が、
 「ははっ、元気だねぇミスティア。」
 と柔やかな笑顔でそう言うとウォーラルは
 俺のいる方に向き直って、
 「さて、カゲロウ君。チーム名は考えてきて
 くれたかな?」
 とウォーラルが俺にそう聞いてきたのだった・・・。
  
                   その②に続く




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