Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語- 第1章 その④


   friend-名も無き物語- 第1章 その④

  「おお!まさか君の方からそう頼んで来るとは
 思ってなかったよ~!」
 とウォーラルが俺に向かってそう言った。
 「と、言いますと?」
 と俺がウォーラルに向かってそう訪ねると彼女は、
 「いや~、何しろさっき言ったように人間嫌いの
 ポケモンもこの世界にいるのも事実だし、君は
 この世界に来たばかりみたいだし・・・・・・。」
 とウォーラルが俺に向かってそう言うと続けて、
 「どこにも行くあてがないだろ?
 それならここに入門してくれないかな~って
 思ってたわけさ。」
 とウォーラルが俺に向かってウィンクしながら
 そう言うと続けて、
 「君結構しっかりしてるしコソ泥も退治してくれ
 たし見所あるよ!何だか僕気に入っちゃった!」
 とウォーラルが俺に向かって笑顔でそう言うと続けて、
 「君から頼んできてくれたなら話は早い!
 部屋もまだまだ空いてるし是非とも我がギルドに
 入門してくれないかい?」
 とウォーラルが俺に向かってそう訪ねてきた。俺は、
 「もちろん喜んで!お世話になります!」
 とウォーラルに向かって笑顔でそう言った。
 「う~んよかった!これでまたここも賑やかに
 なるねぇ~。」
 とウォーラルも俺につられて笑顔でそう言うと続けて、
 「ただちょっと申し訳ないけど条件があるんだ。」
 とウォーラルは申し訳なさそうな顔で俺に向かって
 そう言った。俺は、
 「条件?」
 とウォーラルに向かってそう訪ねると彼女は、
 「あくまで「入門」だからね。住処は提供する
 けど、ここの一員としての仕事はやってほしい
 んだ。」
 とウォーラルは申し訳なさそうな顔で俺に向かって
 そう言った。俺は、
 「仕事?」
 とウォーラルに向かってそう訪ねると彼女は、
 「主に『依頼』だよ。この大陸のポケモンたち
 から様々な依頼が届くんだ。それを引き受ける。
 それがギルドメンバーの役目なんだ。」
 とウォーラルは俺に向かってそう言うと続けて、
 「君がこの世界に来たのは、君自身が何か目的が
 あるのか、或いは誰かが君を導いたのか・・・。」
 とウォーラルは俺に向かってそう言うと更に続けて、
 「どちらにせよ、依頼を通じてこの世界を
 くまなく探索できるのは君自身としてもメリット
 だとは思うけど?」
 とウォーラルが俺に向かってそう訪ねてきた。俺は、
 「もちろん住まわせていただけるならその分の
 責任や仕事はしっかり果たします!」
 と俺はウォーラルに向かってそう言うと続けて、
 「・・・・・・それに、俺には探してる奴がいます。
 俺がこの世界に飛ばされたってことは、きっと
 あいつもこの世界のどこかにいるはず・・・・・・。」
 と言う俺の言葉を聞いていたウォーラルが、
 「?誰かを探しているの?」
 と俺に向かってそう訪ねてきた。俺は、
 「・・・・・・俺の友達です。数週間前から行方不明で
 探していたんですが見つからなくて・・・・・・。」
 と俺はウォーラルに向かってそう言うと続けて、
 「それで神頼みしたらここに飛ばされて姿も
 ブラッキーになっていて、今に至る・・・・・・と。」
 と言う俺の話を聞いていたウォーラルが、
 「なるほどね・・・・・・なら依頼をこなしたり
 探検しながらこの世界を探すといい。探すのは
 困難かもしれなけど・・・・・・。」
 と俺に向かってそう言うと続けて、
 「ここはこの大陸の情報が集まる場所の1つでも
 ある。なにか有力な情報があったらおしえるよ。」
 とウォーラルは俺に向かってそう言った。
 「ありがとうございます!」
 とウォーラルに向かって笑顔でそう言った。
 「それじゃあ改めて・・・・・・、」
 とウォーラルは1つ咳払いをした後、
 「ギルド入門おめでとう!これから宜しくね!」
 とウォーラルがウィンクしながら俺に向かってそう言った。
 「はい!こちらこそ!」
 と俺はウォーラル達2匹に向かって笑顔でそう言った。
 「何か色々驚いちゃったけど・・・・・・おめでとう!
 これからよろしくね!」
 とミスティアも笑顔でそう言った。
 「ああ!こちらこそ!」
 と俺はミスティアに向かって笑顔でそう言った。
 「そうだ。これでチームが組める!」
 とウォーラルが俺達2匹に向かってそう言った。俺は、
 「チーム?」
 とウォーラルに向かってそう訪ねると彼女は、
 「うん。メンバーが2匹揃えば探検隊のチーム
 として登録できるんだ。」
 とウォーラルは俺に向かってそう言うと続けて、
 「そしてミスティアも実は最近入ってきた子で
 まだチームを組む相手がいなかったんだよね。」
 とウォーラルは俺達2匹に向かってそう言ったのだった・・・。
  
      friend-名も無き物語-第2章その①に続く




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