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おんな城主 直虎 感想文

おんな城主 直虎 第32回「復活の火」
NHK 日曜夜8時~
▼調略
今回は、井伊を治めることになった政次と、一介の尼僧になってしまった直虎が、
井伊家没落以来初めて顔を合わせ、井伊家再興に向かって、徳川への寝返りの準備を整えるというお話でした。
徳川では、武田軍の侵攻に呼応する形で、周囲の諸将への調略を進めていました。
そんな中、徳川方に寝返るはずだった井伊家が今川に取り潰され、世継ぎまで殺され、
現在井伊谷は今川の息がかかった小野家が治めているという情報が入り、
家康は急遽、縁故の菅沼をツテに、井伊家の目付を勤める近藤、鈴木らを調略することにしました。
そこへ、直虎の文が届きます。
文には、井伊家が取り潰された次第と、政次と示し合わせて徳川が進軍してきたら城を明け渡す
という内容が書かれており、感心した家康は、直虎に会ってみたいと漏らすのです。
しかしそれが気に入らないのが、何かと井伊と衝突してきた近藤康用。
国境付近の木を切られたと苦情を言ってきたり、直虎が龍雲丸を助けたのが気に入らず、
菩提寺の仏像が龍雲党に盗まれたと、難癖をつけてきた、あいつです。
小野が今川方ならば、切り取り自由だったはずなのに、すでに内応済みで井伊に返すことになれば、手は出せません。
それに政次は今までずっと今川の味方のふりをして井伊家を裏切る形をとってきたため、
政次は信用するに足らぬ奸臣であると家康に吹き込み、城を攻めるよう進言したのです。

▼フラグ
一方井伊谷には、嵐の前の静けさが漂っていました。
井伊家が取り潰されて以来初めて、龍潭寺にて政次と再会した直虎。
政次に他念がないことを確認します。
政次は、館から関口が僅かな手勢を置いて駿河に帰ってしまったことを教え、こちらには都合がいいと言います。
実は関口、すでに今川を裏切り武田方につくことを決めていたのですが、
さすがの政次もそこまでは読めていなかったでしょうか。
館に帰った政次は、事が片付いたら夫婦になろうと、なつにプロポーズ。
今川の呪縛から逃れることができれば、直虎は還俗できるので、自分でいいのかと問うなつに、
直虎には子供の頃から憧れていて、井伊の殿様となった彼女を今でも好きだが、
なつは手元から離したくないなどと、わがままを言いますw
これになつは笑いながら、そういう時は、もう直虎様は何とも思っていないと言うものですよと諭されるのです。
いつも恋愛では女の方が一枚上なんですよねw
しかしなんでこんなわかりやすいフラグを立てるかなー!

▼徳川の侵攻
いよいよ徳川方か井伊谷に入ることになった日、政次は館に残った関口の手勢に刃を向け、
徳川方に寝返り、井伊家再興を目指すと宣言します。
関口に置いて行かれたと自覚していた関口の家臣たちは、政次の誘いに乗り、味方に加わることになりました。
その夜、直虎は中野を連れ館の門前で徳川方を待ち受けることにします。
いざ現れた徳川方の先頭には、菅沼・近藤・鈴木の井伊谷三人衆が。
彼らの呼びかけに応じ、政次自らが館を開門しますが、ただならぬ雰囲気を感じ取った直虎は、
門を閉めよと政次に叫びます。
予感は的中し、顔を覗かせた政次に、次々と矢が射掛けられました。
慌てて門を閉めようとする政次、おろおろする直虎、攻め入ろうとする近藤たち。
奇しくも駿河では、今川館が焼け落ち、氏真たちは館を捨て逃亡しているところでした。
今回はこれまで。
次回、井伊は再興できるのか、そして政次の運命やいかに。
そろそろ、お覚悟を。

▼嫌われ政次の一生
次回の元ネタはわかりやすいですねw
10年ほど前に映画化・ドラマ化され、大ヒットした「嫌われ松子の一生」です。
例によって内容はあまり関係ありませんが、大層悲しいストーリーになりそうなのに、
このサブタイは笑ってしまいますw




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