Nicotto Town


五飯田八宝菜の語学学習日記


ゴタぴょんの日記 2013年9月28日 Ⅲ

9月28日(土) Ⅲ

Ⅱからつづく


  【石佳亭 (せっかてい)】


貴婦人の腰掛け石に座ってもらい、
写真を撮るのが、ゴタ観光の定番コース。

この貴婦人とはいったい誰のことか、
  未だに、説明された資料には出会わない。


  金閣寺によく、やってきたのが、8代将軍義政である。
 奇妙なことだが、ここに義政愛用の手水鉢がある。
 このことから、推察すれば、
 義政公の奥方がお座りになった石なのであろうか?

 思うところを手当たり説明。 無責任きわまりない。


ゴタ : This is the stone on which a wife of
     eighth Shogun, Yoshimasa once sat.
     将軍の奥方が腰掛けた石なのです。

     So, the stone is called
      " Noble lady's stone".
     なので、この石は、
     貴婦人石と名付けられています。

 

  【相国寺へ】  


  金閣寺から、相国寺へ移動。
  うまい具合に、6人乗りタクシーをゲット。


  相国寺は、只今、特別公開中。
  足利義満が建てた寺で、金閣寺の親寺。

  子供を見たあとで、親にまみえる、
  ということだ。

  で、この寺、いったい何者?

  当時、中国には、
  大相国寺というお寺が興っていました。
  
  相とは、

   「助ける」  

  の義。おおいに国を助ける寺。
  であれば、義満公も、是非、
  まねてみたいところ。

  夢想礎石を開山として、
  1392年に作った寺。
  発願(1382年)から、10年後のことでした。
  室町一条だったというから、花の御所(室町今出川辺り)の
  すぐ南に位置したと思われる。


 
  さて、我々のタクシーは、
  烏丸今出川を通り過ぎ、
  はじめの信号機にさしかかります。

  烏丸今出川の交差点の北東角は、
  同志社大学、本部本学(4大)のあるところ。
  その東が、同志社女子大。

  その間の道が、相国寺へお参りする参道。

  この辺り、応仁の乱では、東陣となったところ。
  西陣は、西陣織物で有名となり、
  東陣は、同志社大学か。
  なにしろ、相国寺は、応仁の乱で戦焼。

  それ以前に、1394年、創建後、わずか2年で、
  火災で焼失している不運なお寺です。


   【天井画】

  法堂(はっとう)は、1605年、豊臣秀頼による再建。
  法堂建築としては、日本最古になります。
  ここに狩野派(狩野光信)により描かれた天井龍があります。

  狩野光信って、ご存じですか? 
  お父さんは、狩野永徳。
  二条城の襖絵を描いた狩野探幽の兄。ふたりは兄弟。

  天才の家系ですな。
  メンデルの法則というか、天才ばっかり生まれてくる家系。

  ちなみに、ゴタの家系は、
  貧乏の法則が当てはまりそうだが、
  ちょっと待ってくれ。
  宝くじで3億円当てるのだから。


  乗ってきたタクシーに、待機をお願いしています。
  待ちメーターがかかっています。
  実は、これをされると、タクシーは、あまり儲かりません。
  タクシー運転手にとっては、あまりうれしくない客です。


  【開山堂】


  開山は夢想礎石。夢想国師とも呼ばれる。
  縁側に座って、枯山水の庭を眺める場所なのですが
  暑くて、あまり、そういう気分じゃありません。


Ⅳにつづく
ゴタぴょん




月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.