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シン・ドラマ汁


<新番組>警視庁いきもの係 感想文

<新番組>警視庁いきもの係 #1
フジテレビ 日曜夜9時~
▼どんな作品?
保護された動物や、容疑者や被害者のペットを一時預かる警視庁総務部総務課動植物管理係、
通称「警視庁いきもの係」という架空の部署を舞台に、頭部に被弾したため休職していた
元敏腕捜一刑事・須藤友三が、復帰後いきもの係に配属され、民間から登用された動物のエキスパートの
若い女性巡査・薄(うすき)圭子とともに、動植物の知識と刑事の嗅覚で難事件を解決していく、
1話完結型の刑事ドラマ。
原作は小説ですが、動物もたくさん出てきて全体的に明るくポップなムードが漂います。
初回見た限りがっつり刑事物ではなく、どちらかというとライトな感覚の家族向けといった感じですね。
猫をはじめ、ポニー、亀、ハリネズミ、小鳥などが出てくるので、動物好きにはお勧めです。
次回はペンギンが出てくるそうですよw
ちなみにフジテレビの日9のドラマ枠は本作品を最後に廃止予定だそうです。
まー裏にTBSの日9があるんで、なんで殴りこんだかなと前から不思議に思ってましたけどねw

▼ツカミ
最初は、妻を人質にアパートに立て篭もった男の事件と、近くで配水管に詰まって出てこれなくなった
猫を救出に向かったいきもの係の話で、なんとその男は妻と離婚するのにその飼い猫を
どっちが引き取るかでケンカになり、挙句立て篭もったそうですw
さんざん「ナオミをつれて来い」と言っていたのは、猫の名前だったんですねw
ちなみにナオミはオス猫です…。
この男をレスラー蝶野が演じてまして、本気で怖かったですw

▼以下ネタバレご注意!
メインの事件は、ある輸送業を営む中年男性が絞め殺され死体を捨てられた事件で、
その容疑者のウェブデザイナーの男が、交通事故に遭い意識不明の重態になっており、
そのウェブデザイナーの家に100羽ものジュウシマツが飼われていたことから、
いきもの係に仕事が回ってきたというものでした。
端的に事件の概要を説明しますと、ウェブデザイナーが主犯で、中目黒にある元ペットショップの店主と、
殺された輸送業の男、そしてウェブデザイナーのマンションの管理人が共謀して、
今は捕獲も飼育も禁止されているメジロの「鳴き合わせ会」を主催し、メジロの密売で金を儲けていたけれど、
そのうち仲間割れして、ウェブデザイナーが輸送業の男を自室で殺してしまったのです。
その時、管理人が自分で飼えないのでウェブデザイナーに預けていた手乗りジュウシマツのカゴに
血痕がついてしまい、仕方なく他の手乗りではないジュウシマツのカゴに入れさせてもらい、
カゴを処分したのですが、手乗りのジュウシマツは手乗りの訓練をされていないジュウシマシツと
一緒にされると、すぐに手乗りを忘れてしまうという習性があり、薄がそこに疑問を持ったのが
事件を解決に導きました。

▼鳴き合わせ会
前節で書いたように、野鳥には捕獲・飼育が禁じられた保護鳥という鳥が存在し、
メジロ、ヒヨ、サギ、ウグイスなどがそれに該当します。
メジロは特に鳴き声がいいため、それを競う「鳴き合わせ会」というものが愛鳥家の間で昔から行われ、
いい声で鳴くメジロは高額で取引されたりしているようですが、現在は違法ですので、
取引は当然密売ということになります。
高校時代、友達の家に小さな鳥かごに入れてメジロを飼っていたのを思い出しましたw
もうだいぶ前の話なので、その時違法かどうかはわかりませんし、まだ何も知らない未成年でしたから、
違法かどうかなんて気にしたこともなかったです。
私個人に関しては、飛べなくなったコサギを保護したことがあります。
動物病院に連れて行ったところ、保護鳥なので診療費はいらないとのことでした。
飛べなくなっていたのでうちで飼っていたのですが、そのうち猫に襲われて死んでしまいました…。
コイワシなどの小さな魚の切り身も食べてましたが、川で取ってきた小魚をタライに放してやると、
嬉しそうに足をカカカカッと動かして取って食べていたのを思い出します。
人間にも結構なついてたんですよね。
猫や犬のように擦り寄ってきたりはしませんでしたが、何となく自分の世話をしてくれる生き物だと
思っていたのかもしれません。
なんか、いろんな扉が開くドラマですわw
うちの周囲では、今の時期毎日ウグイスがあちこちで鳴いているし、ヒヨも1年中いますし、
メジロもよく柿の実がなると集団で食べに来たりしますし、他にも夜にホトトギス、イソヒヨドリ、
ごくたまにフクロウなどの声も聞こえることがあります。
鳴き合わせなんてしなくても、十分というか、たまにウグイスうるさいって思ったりもしますw
野鳥とは、つかず離れずくらいの関係が一番いいと思うんですよね。
彼らも人間と関係したいなどとは露とも思ってないでしょうし。
捕まえて鳴き合わせして高額で取引するなど、本当の愛鳥家とは言えないと思いますね。
鳥を利用しているだけの、愚か者ですよ。




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