アラキの大冒険part4序章 その①
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/06/16 21:01:46
アラキの大冒険part4序章 その①
-アラキの大冒険part4序章 切断結晶-
「!!あなた・・・ソウルね・・・!」
とアノートがそう言って彼を睨みつける。
「こいつの持っていた水の石の力・・・この体と
お前達で確かめさせてもらうぞ・・・!」
シャワーズに進化したフュールの体と一体化した
ソウルがそう言うとリーフが、
「み、水の石ってまさかあの時の・・・!」
と驚いているとネルフが、
「く、来るぞ!」
こうこうしてシャワーズに進化したフュールの体と一体化した
ソウルと僕達との負けられない闘いが始まった!!
が、あまりの強さに皆倒されてしまう。
「!!つ、強い・・・・・・。」
とアノートがそう言ってその場に崩れ落ちる
ように倒れる。
「素晴らしい・・・!やはりあの水の石はただの
水の石ではないようだな・・・!」
シャワーズに進化したフュールの体と一体化した
ソウルがそう言って嫌らしく笑っている。
「あれは僕とフュール君が入れ替わった時に
僕のエネルギーで生成された水の石・・・・・・。
実際使うとこんなにも強力だったのか・・・・・・。」
リーフが、痛みに打ち震えながらそう言った。
「丁度良い。この場で全員このイーブイの力で
葬ってやる・・・そして我が目的を遂行する・・・!」
シャワーズに進化したフュールの体と一体化した
ソウルがそう言って嫌らしく笑いながら
倒れている僕達に向けてエネルギーを集中させる。
「冗談じゃないわ!!フュールは絶対私が
救い出してみせる!!私の大切な弟ですもの!」
とアノートがそう言って立ち上がると嫌らしく笑って
倒れている僕達に向けてエネルギーを
集中させているシャワーズに進化した
フュールの体と一体化したソウルに激昂する。
「そうだ!俺達にとってもギルドの大切な仲間
なんだ!!お前みたいな奴にフュールの体を
悪用されてたまるか!!」
と今度は、ネルフがそう言って立ち上がると
嫌らしく笑って倒れている僕達に向けてエネルギーを
集中させているシャワーズに進化した
フュールの体と一体化したソウルに激昂する。
「僕達が・・・!フュール君を救ってみせる・・・!
絶対に!!」
とネルフに続いてリーフがそう言って立ち上がると
嫌らしく笑って倒れている僕達に向けてエネルギーを
集中させているシャワーズに進化したフュールの体と
一体化したソウルに激昂する。
(そうだ・・・・・・フュール君はいつも僕と明るく
接してくれたしとても救われた・・・
今度は僕が助ける番だ!)
僕はその場に立ち上がり彼を睨む。
「来い!お前達がこの力に抗えるか
見ててやる・・・!」
こうこうしてシャワーズに進化したフュールの体と一体化した
ソウルと僕達との負けられない闘いが始まった!!
彼とのバトルは熾烈なものだった。
彼の技「デッドリーウェーブ」と
「暗黒の歪」さらに「悪の波動」に
僕達は手を焼いたが皆で力を合わせシャワーズに進化した
フュールの体と一体化したソウルを何とか撃ち倒す。
「くそっ・・・・・・!こいつら・・・!!」
そう言ってシャワーズに進化したフュールの体と
一体化したソウルはその場に崩れ落ちるように
倒れる。そのその弾みで彼から淡い水色の
光を放つ石が転がり落ちて倒れているフュールの姿が
元の姿に戻っていった。
僕達は水の輝石を手に入れた。
「くそっ・・・・・・やはり慣れない体を操るのには
無理があったか・・・・・・!!」
フュールの体と一体化していたソウルは、
悔しそうにそう言ってフュールの体から離れる。
「フュール・・・・・・!大丈夫・・・?」
とそう言ってアノートが倒れているフュールの
傍に駆け寄る。
「・・・・・・お、お姉ちゃん・・・・・・
みんな・・・・・・大丈夫です。助けてくれて
ありがとうございます・・・・・・。」
とそう言ってフュールは自分の力でその場に
立ち上がる。
「フュール・・・・・・!よかった・・・・・・!」
そう言ってアノートがフュールに微笑む。
「お前たち・・・・・・。」
そんな僕達の様子を面白くない顔で
見ていたソウルがいらつきながらそう言った。
「!!」
その声にアノートがソウルのいる方をむく。
するとソウルはさみしそうな顔で
「お前達の仲間を思う気持ち・・・・・・大したものだ。
戦っている時にそれが凄く伝わった・・・・・・。」
と言った。
「・・・・・・。」
そんなソウルにリーフが、言葉を掛けようと
するがいい言葉が見つからない。
「この空間の最奥部に来い。そこで全ての
決着をつけよう。私の野心が勝つか、お前らの
友情が勝つか・・・・・・。」
とソウルは、そう言うと僕達に背を向けて
その空間の奥深くに姿を消した・・・。
その②に続く