警視庁・捜査一課長 season2 感想文
- カテゴリ：テレビ
- 2017/06/16 17:01:56
警視庁・捜査一課長 season2 第９話
テレビ朝日 木曜夜８時～
▼キラキラ女子
今回は、巣鴨の公園で若い女性が梅昆布を握り締め、流行遅れのスカーフで絞め殺されるという事件でした。
若い…と言うのは公式サイトのあらすじに書いてあったのですが、３５歳って若いのかな…。
このドラマを見ている中高年層からしたら若いのかもしれませんが、一般的には３５はもう中年ですよね。
私が若い頃には３０過ぎたらおばさん、６０過ぎたらおばあさんだったのですが、今はどうなんでしょうね。
今は３０代の女性におばさんって言ったらキレられそうだし、６０代でも堂々とおばさんって言ってますよね。
男性で３０代の人は結構自分のことおっさんって言ってるんですが、女性はこういうこと本当に微妙ですよねｗ
で、その被害者が３５歳独身で、結婚を間近に控えてたんですが、ブログでどこの店に行ったとか、
どこそこに旅行に行ったとか、そういうことを自慢したがるキラキラ女子だったんだそうです。
キラキラ女子って言葉があるんですね。知りませんでした。
でもこの言葉、検索しようとすると続けて３番目に「うざい」４番目に「嫌い」が出てくるんですがｗｗｗ
世間一般の評価がどんなものなのか、よくわかりますね。
確かに知らない人がどこ行こうが何食おうがそんなことはどうでもいいですよね。
正直、こういう人種はブログよりもツイッタやインスタに多いような気はしますけどね～。
個人的には、３０代独身キラキラ女子よりも、６０代独身女性のブログの方が興味あるかなｗ
６０代女性ってネットにはあまりいないんでね。
▼梅昆布
今回のポイントは、被害者が握っていた梅昆布でした。
何故そんな不釣合いな物を持っていたのか、その上その梅昆布は市販品ではなく、誰かの手作りだったのです。
そこで浮上してきたのは、被害者が勤める商社の関連会社に勤める６０代の女性・村瀬香織。
被害者が握っていたのと同じ梅昆布を作り、職場の人たちに配っていた人物です。
この女性、何故か被害者になりすましてブログを書いてたんですね。
しかも被害者が殺された日のブログには、殺された場所に行くと記述していました。
しかし香織は、若い女性のふりをしてブログを書くのが、楽しかったからやっていただけと嘯きます。
しばらく調べていくうちに、香織の後輩の女性社員が、３ヶ月前くらいに行方不明になっていることが判明。
そして行方不明の女性は、今回の被害者と同期入社で、その後関連会社に左遷されたことがわかりました。
その女性社員が行方不明になった日の被害者自身のブログを見てみると、朝からあちこちの店に行き、
食べ歩きをしていたようなのですが、あまりに件数が多く、何か不自然です。
刑部が実際に食べ歩きした店を回って調べたところ、時間が一致しない写真があることが分かりました。
今回、手がかりが後出しなんで、犯人は分からないと思います。
第一ここまでで犯人については何も書いてませんしｗ
なので、何故被害者は３ヶ月前のブログに、時間が一致しない写真をアップする必要があったのか、
ダイナミックに推理してみましょう。
▼以下ネタバレご注意！
まず、被害者には婚約者がいましたが、こいつは浮気してただけで事件には関係ありませんでした。
次に香織ですが、この人も事件には直接関与していません。
推理のポイントは、被害者が３ヶ月前にブログをアップした日に、同期の女性社員が行方不明になったことです。
つまり、被害者は同期女性の行方不明に何らかの形で関わっているため、アリバイ工作をしたと考えられます。
実際に手を下したのは、行方不明の女性の同僚の男性で、動機は横領がバレたからでした。
その男性に同期女性の殺害を頼んだのが今回の被害者で、こっちの動機は何だったかなー、
心が清いのが気に入らないとかそんな感じだったと思いますｗ
さすがにこんな動機で人殺しを企むとか、ありえないと思うんですけどねｗ
で、犯人の男は、被害者に脅されたり、香織が被害者を疑って変なブログを開設したりしたため、
被害者を殺し、香織にその罪をなすりつけるため、香織のスカーフを盗み、
社員たちに配られていた梅昆布を、被害者の手に握らせたということでした。
男性の犯人の方は、まだ動機が理解できるんですけど、気に入らないから殺すっていう動機、さすがに無理があるｗ
せっかく婚約者がいたのだから、婚約者との浮気を疑ったとか、そんな動機にすればよかったのにね。
また、行方不明の女性の方も、横領していた男性に真っ向から刃向かうのではなく、
面従腹背しといて後から上司に密告でもすればよかったんですよ。
心が清いから、話せば分かると思っちゃったんでしょうね。
