Nicotto Town


シグキーリア


アラキの大冒険part3第3章 その③


   アラキの大冒険part3第3章 その③

  ???
「・・・・・・・・・・・・・・・やめて・・・・・・。
 私はあなたの命令には従いたくありません。」
 ???2
「クックック・・・・・・それは叶わぬ定めだ。
 お前は既に俺の支配下にある。お前の体を
 支配することだって可能なんだぞ。」
 ???
「・・・でも私の意識はこの通りあります。
 貴方に体を蝕んでいられてもなお・・・。」
 ???2
「・・・貴様の精神力が強すぎるのだ。
 どうせ必死に自分の体と意識を奪われまいと
 しているのだろう?」
 ???
「あたりまえじゃないですか。貴方みたいに
 周りの迷惑を考えずに自分勝手な事しか考えない
 ポケモンに私の体を乗っ取られてたまるものですか。」
 ???2
「・・・流石だな。まだまだ侵食するには時間が
 かかるようだ。だが覚えておけ。俺の計画は
 貴様には阻止できんということを。」
 ???2
「・・・限界らしいな。だが少しずつ貴様の精神と
 接触できる時間が伸びている。貴様の体を支配
 するのも時間の問題の様だな。シナンよ。」
 シナン
「はぁ・・・はぁ・・・。何とか平常を取り戻した・・・。
 ・・・でも彼の言う通りこのままでは私は彼に侵食
 されてしまう・・・けど私にはそれが止められない・・・・・・。」
 「・・・・・・せめて・・・・・・彼の真の野望さえ阻止
 できれば・・・・・・。」
 「・・・早く・・・彼女と・・・・・・あの人間の子を
 導かなくちゃ・・・・・・。」
 一方その頃ミシタマシティに着いたネルフ達一行は、
 ミシタマシティの雑貨屋さんで消耗品を買い足し、
 ミシタマシティからスピカ東道路を進む。
 スピカ東道路では、野生のワタッコ、バタフリー、ビークインの
 3体に苦戦したが、クリームが回復してくれたので
 ネルフ達一行はスピカシティに到着した。
 ネルフ達一行はスピカシティを抜けて
 明暗の森の洞窟に向かう、一方その頃・・・。
 「・・・お前が強くなったことは認めてやる・・・。
 だが俺から逃れることは不可能だ。
 大人しく捕まれ・・・・・・!」
 そう言ってリアスは冷たい視線で睨みながら
 僕を崖際まで追いやる。
 (・・・ど、どうすれば・・・・・・。)
 (!が、崖が・・・・・・。)
 崖際まで追いやられた僕は、
 万策尽きてしまった。
 (・・・・・・死ぬ気で飛び降りるしかないのか・・・!?)
 僕は切り立った崖下をみる。
 「ふふふ・・・・・・わかっただろう?今のお前に
 逃げ場はない。」
 そう言ってリアスは冷酷な目線を僕に向ける。
 「さぁ・・・・・・覚悟しろっ!!」
 (くっ・・・・・・ここまでか・・・・・・!!)
 リアスのその言葉を聞いた僕が、
 目を閉じたその時!
 あきらめちゃだめです!!アラキさん!!
 突如どこからともなく何者かが僕の名前を呼ぶ
 声が聞こえてくる。
 (・・・・・・・・・・・・えっ?)
 僕は、驚いて辺りを見回す。
 すると目映い閃光と共に1匹のポケモンが
 僕の目の前に姿を現す。
 (ラ、ラティアス!?)
 そこに現れたのは、むげんポケモンの
 ラティアスだった・・・。

                その④に続く




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