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立花登青春手控え2 感想文

立花登青春手控え2 第7回「待ち伏せ」
NHK-BSプレミアム 金曜夜8時~
▼元囚人連続殺人事件
今回は、登が通う小伝馬町の牢からお解き放ちになった元囚人が、連続で殺されるという話でした。
2人までは関連性が分からなかったものの、3人目で全員元囚人だったことが分かりました。
次にお解き放ちになりそうな4人目が、玄庵をかかりつけ医とする馬六という老人。
いい年をしてアル中で、娘が裕福な商家に嫁いでからというもの、毎日飲み歩いて暮らしていたのですが、
酔っ払って飲み代を行きずりの人に要求し、それで捕まってしまったようです。
登が馬六に、殺された3人の関連性を尋ねても、馬六は誰1人知り合いはいないし、
牢の中でもそれぞれが別のグループに所属しており、知り合いには見えなかったと言います。
岡っ引きの藤吉たちが調べ上げても、3人の関連性は見つからず、杳として調べが進まないうちに、
馬六のお解き放ちの日が来てしまいました。
馬六の娘の夫は、金に困っているからそういうことになる、うちに住んでもらって
小遣いを満足に上げていれば、不祥事は起こさないだろうと、同居を勧めるような大らかな男なのですが、
馬六は狭い長屋で自分勝手に暮らすのが好きだと、首を縦に振りません。
仕方ないので下っ引きの直蔵が24時間馬六と同居して監視することになりました。
24時間は酷いですねw これでは隙ができても仕方ないです。
案の定、直蔵がうとうとしている間に、酒を飲みに外に出た馬六が、何者かに狙われてしまいます。
すんでのところで直蔵が気づいて追いかけたので、かすり傷程度ですみましたが、犯人は逃げてしまいました。
馬六が狙われるかもしれないという状況は、他に手がかりがない今、突破口となりうるので、
ここぞとばかりにちゃんと交代で見張りをつけていれば、
早く犯人を捕まえることができたかもしれないのになと思いましたよ。
そして、馬六が狙われていることがはっきりしたので、今度こそ登や藤吉や馬六を説得し、
娘の嫁ぎ先に匿ってもらうことになったのですが、そこで馬六は、知った顔を見かけるのです。
ではここで問題です。
犯人が馬六たち囚人を狙った動機を当ててみてください。
被害者たちにまったく関連性がないことで、ミステリー好きな人なら、ピンとくると思いますよ。

▼解答編
まず馬六が狙われた理由ですが、実は馬六は以前賭場で盗賊団の頭らしき男を目にしており、
その男が偶然にも娘の嫁ぎ先の商家の番頭だったのです。
番頭が婚礼の時に気づき、しばらくは別居だったので放っておいたのですが、
馬六が投獄されたことで、店の主人が義父と同居しようと言い出したため、危険を感じて殺すことにしたのです。
しかし馬六だけ殺しては、何かの拍子に疑われるかもしれないと踏んだ番頭は、
馬六の前にお解き放ちになった囚人たちを次々と殺し、動機を分かりづらくしようとしたのです。
要するにABC殺人事件ですね!
ミステリー好きな方ならご存知だと思います。
店で見た番頭の顔に見覚えがあると、馬六は登に道すがら話したのですが、そこを狙われてしまいました。
相手は番頭を含め5~6人はいたでしょうかね。
さすがの登も足手まといを1人抱えていてはつらかったようですが、何とかねじ伏せ、盗賊たちは御用になりました。

▼今回の松江無双
今回は、夫の玄庵が倒れたので、松江はひたすら狼狽してました。
一方ちえも、父親が倒れたことで不安になり、つい登に甘えてしまいます。
いくら日頃おてんばでも、あんな可愛い子に「登がいてくれないとどうなるかわからない、
ずっと一緒にいて」などと言われたら、正常な男子ならクラッときて当たり前ですねw
次回最終回ですし、これは結婚が間近かもしれませんよ。
ちなみに玄庵が倒れる前に、松江は職場で飲むよう高級な茶葉を登に渡していました。
これが同僚や牢番たちに大層好評で、一体どうしちゃったんだと思ってたんですが、
これも婿になるかもしれない登へのお愛想だったのかもしれないですね。




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