カセットテープ 再興隆のキモ
- カテゴリ:日記
- 2017/05/12 06:51:18
高品質カセットデッキの生産。コレしかない。
一部でまた騒がれてるカセットテープブーム、
ハードがダメじゃすぐポシャると思うんですよ。
まずテープ走行系の充実です。オートリバースはやめろ。
あんなの壊れる原因です。今の化学技術や素材なら、
テープを送るローラー部の材質が大きく向上するはずだ。
次に3ヘッドの徹底。磁気テープに書き込むヘッドはですね、
消去、録音、再生の順番で並んでたはず。2ヘッドだと
録音/再生が一体化しますけど、できれば3ヘッドが望ましい。
自動レベル調整は廃止したほうがいいと思うなー。
過大入力で歪む、微細入力で苦労する、どっちも大切な経験だ。
マニュアル録音するのが王道だと思う。2チャンネル独立は当たり前。
もちろんレベルメーターも必要。LEDはやめてアナログでいこう。
視認性が高いし、この方が音楽を目で見る楽しみが味わえる。
液晶パネルなんてつけるな。秒や時間表示も不要。3桁のカウンターで充分。
ノイズリダクション……うーん。私はイラナイと思うなー。
ヒスノイズが嫌なら、そもそもアナログを使うべきじゃない。
レコードのパチパチ音と同様、あのサーという音も味ではないか。
大昔はこういう立派なデッキ、ありましたよね、ナカミチとかで。
ウォークマンの小型化と普及、カーステレオの一般化、ダブルデッキ、
多チャンネルのマルチトラッカー等が立派なデッキを駆逐した。
これで5~10万とるのは当たり前です。それだけ高精度の機械だもん。
こうした製品が出ないと、1980円のラジカセで誤解されて終わっちゃう。
マクセルはいっそ、自社開発したほうがいいんじゃないかしら。
単品のコンポ、少ないですよね。私は「縦置き」レコードプレーヤー探してます。
カセットテープも遊び甲斐のあるモノなのです。分解してエンドレステープ作って、
消去ヘッドにアルミ箔張って多重録音するとか。こういう遊びにはマトモなデッキが必要です。
あ~今またカセットが復活の狼煙なんですか?
プライベート・なんとかというマイナー・レーベルから、
最近全世界でも175本限定のオーネット・コールマンの発掘音源などが、
カセットのみでリリースされたりしています。
アイラーのスピリチュアル・ユニティもあったはず。
というよりミニコンポより多少高くなってもいいから、
バラのコンポーネント出してくれないかなぁ、と。