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立花登青春手控え2 感想文

立花登青春手控え2 第5回「みな殺し」
NHK-BSプレミアム 金曜夜8時~
▼男性連続変死事件
登と顔見知りの芳平という囚人が、牢の中で不審死しました。
芳平は研ぎ屋で、仕事先でちょっとしたものを盗んだ罪で捕まり、叩き刑が終わればすぐにでも
釈放されるというところでした。
死因はよくわからず、今で言うところの心不全として片付けられます。
口の中から紙片を発見した登は、塗れた紙を口と鼻に当てられて窒息死した他殺ではないかと疑うのですが、
牢名主が病死で片付けたがったため、慣例として仕方なく病死と診断することにしたのです。
ところが、岡っ引きの藤吉が、この頃本所・深川界隈で男性の不審死が続いており、
芳平もその1人ではないかと言うのです。
どの死も水死だったり首吊りだったりと、一見事件性はないように見えるのですが、
最後に死んだ男は腹をえぐられており、自身番に駆け込んで息を引き取り、
その際藤吉に犯人の名前を告げていたのです。
しかしその名前は世を忍ぶ仮の名で、普段は別人として生活しているものと思われます。
もし芳平の死が他殺だとすれば、他の囚人に殺されたことになり、犯人はまだ牢の中にいることになります。
登は牢名主に尋ねますが、よほど鼻薬でも効かされたのか、取り付く島もありません。
仕方なく登は、芳平の前にあった不審死以降に牢に入った囚人を、牢番の同心から聞き出し、
柔術道場の後輩・久坂とともに、犯人探しを始めます。
さて、何故犯人は男たちを殺していったのでしょうか。

▼以下ネタバレご注意!
今回はかなりワクワクする展開でしたね。
大抵の場合、連続殺人ですと、犯人は成功した時の感触を覚えていて、手口が似ると言います。
しかし今回は、どれも手口が違い、犯人の用心深い性格が滲み出ていると言えるでしょう。
それでは答えです。
実は腹をえぐられた男が藤吉に告げた名前は、盗賊団の頭で、数ヶ月前に店から300両を盗み、
どうやらそれを独り占めしたいがために、仲間を次々と殺していったということでした。
つまり殺された男たちは、研ぎ屋の芳平も含め、全員盗賊団のメンバーだったということです。
分かってみれば、なんだそうかというような動機でしたねー。
登は、同心から聞き出した3名の男たちの素性を調べましたが、どの男もそれらしくありません。
しかし、今で言うと過剰防衛で捕まった職人の男が、実は相手を挑発して先に刃物を
抜かせていたことがわかり、登たちの動きを監視していた藤吉とともに職人を尾行し、
芳平の家で盗んだ金を回収しようとしていたところをお縄にしました。

▼今回の松江無双
今回本人はあまり出てこなかったのですが、登を訪ねてきた藤吉だったかな、
「さすがお医者様の奥様と娘さん、とても上品で美人」などと言ったため、
登は「顔だけはね…」と苦笑いしてましたw
外面はいいんですねw
一時期荒れていた娘のちえが、最近何だかお上品になってきたのも気になります。
前は登を呼び捨てにしていたのに、今は登兄さんとか呼んでますし。
前から登のことを好きなのは知ってますが、最近結婚を意識し始めたのかもしれないですね。
この2人だけならいいのですが、松江が姑になることを考えると、素直に祝福できないですw




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