おんな城主 直虎 感想文
- カテゴリ：テレビ
- 2017/05/01 17:18:37
おんな城主 直虎 第１７回「消された種子島」
ＮＨＫ 日曜夜８時～
▼プロ子供
今回は、中野が持ち込んだ種子島(火縄銃)を、井伊谷で生産しようと試みる話と、
龍潭寺に手習いに行くことになった虎松を巡るトラブルの、２本立てでした。
まず虎松。さすが、あの天下に名を轟かせる、今をときめく子役の寺田心先生ですね！
演技力が半端ねっす。
調べてみたところ、彼のことが嫌いな人が多いようですが、なんで嫌うのかわからんｗ
子供が嫌いになる人って、子供と相場が決まってますよね。
私は演技が上手なら、俳優の私生活とかわりとどうでもいい人なんでｗ
そりゃ人殺してたりとかだとさすがに引きますけどね。そんなことしてないんでしょ？ｗ
ま、とにかくこのドラマは本当に子役に助けられてるなと思いました。
お話は、将来の当主が約束されている虎松に遠慮していた周囲の子供たちを見た直虎が、
常に正々堂々と勝負しろと言ったところ、本当にそうしたら、虎松の心が折れてしまい、
虎松を勇気付けるため、直虎が囲碁の特訓をするのですが、結局負けてしまう、というとこまででした。
しかし直虎が勝負の前に恐らく「負けても負けても、勝つまで挑めばいい」とでもアドバイスしたのでしょう。
これは直虎が子供の頃、今川で使った手法ですよねｗ いかにも直虎らしい。
そして今回特筆すべきは、今まで直虎を毛嫌いし、もう虎松を当主にしなくてもいいとまで言い出した
しのが、同居しているあやめに「直虎様は虎松様の父親のよう」と言われたのをきっかけに、
ほんの少しだけ直虎に心を溶かしたように見えました。
この変化がこれからの２人の関係に、どのような影響を与えていくのかが楽しみですね。
▼種子島
で、サブタイの種子島の方のお話。
いつも思うのですが、このドラマってサブタイのつけ方下手ですよね。
なんかもうちょっと、スマートで興味を惹くようなタイトルにすればいいのに。
サブタイのみならずタイトルも下手だなって思いますｗ
中野が火縄銃を実演して見せ、これを井伊家でも買い揃えようと提案するのですが、
あまりの値段の高さに直虎は二の足を踏みます。
しかし中野がしつこく食い下がるので、井伊谷で火縄銃を作ろうと思いつきます。
んー、発想はいいのですが、結構大変なんですよね。
何しろちゃんと撃てるかどうか実験するのがもう、命がけですからね。
ダメ元でと、井平という鍛冶師たちの村に火縄銃を待ちこむと、やってみないと分からないとの返事。
実はその火縄銃、方久がどこぞから借りてきた物だったのですが、無理やり買い取ることにして、
井平に預けてひとまず帰ることになりました。
このことは政次に知られたくないため、政次に弱い奥山にも内緒ですｗ
しかし、政次と同居している甥っ子が、恐らく中野が試し撃ちした時の実弾を見つけ、
何だろうと政次に見せたことで、井伊谷に火縄銃が持ち込まれたことがバレてしまいます。
ここからの政次の行動は早かったですねｗ
何と井平から元の銃と試作品を盗み出してしまったのです。
そして、それを直虎に見せつけ、今川への謀反を考えているのだろう、後見を下りろと要求。
なんぼなんでも火縄銃一丁で謀反を疑うのは、こじつけが酷過ぎますよね。
政次はとにかく直虎を後見の座から引き摺り下ろしたいようです。
この話は今回これまで。次回に続きます。
▼埋蔵金？
今回も、前回出てきた柳楽演じる謎の旅人が出てきました。
どうやら南朝が井伊谷に隠したと伝わる宝物を探しているとか。
一体どう直虎に関わってくるのか、ますます謎めいてきました。
南朝の宝物、要するに埋蔵金ですかね、それも本当にあるのかどうか気になりますね。
今回も、前回直虎がこの旅人の前で忘れていった水筒を持っていくのを忘れていました。
きっとこの水筒は、また２人がどこかで巡りあうという伏線なのでしょうね。
