あやしうこそ ものぐるほしけれ
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/04/20 08:22:04
硯にむかひて……ダメだ、キリのいいとこまで止まらない。
ヘボ創作熱が高じてしまい、夜半までPCに向かうことが増加した。
物語を創る、ってムズカシイものです。力不足は重々承知である。
まず、被造物を絶対不幸にしたくないという欲がムクムク頭をもたげる。
数語喋らせた脇役の背景を考えてると、それだけで一本書きたくなる。
ご都合主義が嫌いなくせして、そこら中で幸運が彼らに降ってくる。
現代作家は世界観の設定や架空理論の構築に重きを置くというので、
そんなの一切無視して書いてるんだが……登場人物に文句を言われる。
矛盾と不備だらけを彼らに突っ込まれて、辻褄合わせに奔走することになる。
異界の下っ端や被差別者の不遇を滑稽に書く予定なのに、みんな活躍しちゃう。
遂に公国の次期皇帝候補夫妻と知り合ってしまった。マズイ全然不遇じゃない。
主人公をヒドイ目に遭わせているつもりだが、楽しそうにしか読めない。
情景描写の合間に訥々と会話が続く重厚な純文学的作風を目指してたが、
土台のない私にはどだい無理、会話が延々と続く粗製乱造の安ラノベ化している。
熱くなって勢いで書いたものを読み直し、そこら中を修正する羽目になる。
……いやー、正にものぐるほしけれ。久々の感覚です。
これは作者本人だけが楽しい究極の自己満足物語ではなかろうか。
昼間も脳内で登場人物が動きまわっていて、帰宅後全てPCに吐き出す。
飽きっぽい私のこと、どこかで正気に戻ると思うのですが、
「きりのいい」部分までは何とかしたいとも考える。
……やはり終幕まで持っていきたいんですよねー。困った困った。
初めまして、コメント有難うございます。昨夜も夜半過ぎまで頑張りました。
そのうち「登場人物による作者への不満をぶちまける回」なんてのを書いてしまった。
メタメタになってるのです。でも楽しい『ものぐるひ』でございます。
印税……ステキな話ですねー。魅力的ですねー。左ウチワで暮らせたらどんなにいいか。
問題は、自分以外に面白いと思う読み手が果たしているか? という一点でして、
そこにはマーッタク自信がないのです。ムズカシイものです。
ブログ広場からこんばんは(^◇^)/
私も以前、Wordで自作小説を書いていた時期がありますが
ユースケさんのこのブログを読んで、その頃の感情がありありと蘇ってきました。
>数語喋らせた脇役の背景を考えてると、それだけで一本書きたくなる。
これ、めっちゃ分かります!
脇役1人1人の設定を細かく考えてるとどんどん想像が広がって
あ!気づいたらもうこんな時間>< ってこと何度もありました。
でも、それも楽しくて^ ^
>熱くなって勢いで書いたものを読み直し、そこら中を修正する羽目になる。
これも、そうそう♪
画面に向かうとホント熱くなって一気にダダッと書き進めるんですよね。
で、こちらを直すとそちらも直し、あっちもこっちも手直しを重ねる。
中には、ちょちょいと直るものや、けっこうストーリーに響く大きな直しがあったり。
本当に物語を造るのって、難しい。
だけど、すごく熱くなれる。
鳥のように想像を空いっぱいに広げられる。
いつでもどこにいても、登場人物の活き活きとした言動が頭の中に繰り広げられてる。
ワクワクする。早くPCに向かいたくなる。
手を休めてる時にもいつでも頭の中の想像は自由に踊って続いて行く。
ユースケさんの作品、このブログを見る限り
読むとHappyな気分になれそうな気がします^ ^
いつか機会があったら読んでみたい♪
あやしうこそ ものぐるほしけれ
生みの苦しみの独特な熱さをめいっぱい楽しんでくださいね\(^◇^)/
完成したら出版して印税で、、なんて考えちゃいますが、ここのブログって著作権とかどうなってるんでしょね。
まじめに書いてる人もいるみたいだけど、、
ともあれ、ええのができることを祈ってます^^