Nicotto Town


五飯田八宝菜の語学学習日記


2013年5月27日 Ⅳ


5月27日(月)

Ⅲからつづく



   【三十三間堂】 
   
 
  平安神宮から、タクシーに乗ったら、
  何と、2年前、研修のとき、
  お世話になった先輩でした。 
  パックマンタクシー、こと、京都相互タクシー(太秦)。 
  ああ、なつかしいなあ。 
    

  でも、ガイドを専業でするのだと、決めたからには、
  たとえ、身は乞食になろうとも、 
  貫き通す。これが、ゴタの生きる道。
  やてか?ホンマかいな。このええかげんなおっさん。 


  右翼500体、左翼500体の観音菩薩像は、
  悪漢・・・とちゃう、圧巻です。 
  菩薩は悪漢とちゃうで。ホトケやで。 

  そう説明しているすぐそばで、
  どこかの、ガイドさんが、 


  「菩薩は、ホトケに
   まだなってない修行中の人や。」 

 そう言って、説明してはりました。 

 けどな、みなさん。菩薩は、ホトケ様ですで。 

 なんでかゆうたら、ホトケ様は、常に、
 我々衆生の救済のことを
 いつもいつも、心にかけてくれてはります。 

 そういうわけで、
 ホトケ様は、ホトケの地位にいたのでは、
 衆生済度ができない、というので、 
 再び、菩薩に化身するのであります。
 これを、本地垂しゃく、と申します。 

  
 ガイド研修ではお坊様から、従果向因(じゅうかこういん)
 と習っております。 

 果というのは、ホトケ。因は菩薩。 
   
 ホトケ従(よ)り菩薩に向かう。 

 ちなみに、ホトケ様は、教えを説くときに、
 いつも、自分も修行の身であると仰せです。

 ホトケになったから、
  修行が終わった。バンザーイ。
 ということは、ないということです。 

     
 まあ、

  菩薩=佛 

  と考えておいて、よさそうでっせ。 

 佛になっても、仏様は、 


    おれは、佛じゃ。
   わはは。みなのもの、頭が高い~。」 

 何てことは、ゆいはりません。
 黙って、菩薩の格好して、
 衆生救済に当たっておられます。 

 たとえば、遠山の金さんが、
 長屋住まいの庶民を装って、
 下々の我らを救うように。 

 とにかく、ホトケさまに関する限り、 
 入社してから、社長の顔見たことない、
 というような、
 雲の上の存在ではないらしいのです。 

 そらなあ、観音さんな、
 11コも顔つけてはりますやろ。 
 我々に会うことぐらい、朝飯前でっせ。 



   【4時間コース終了】 

  ゴタの案内は、4時間コース、
  13000円であります。
  10時30分から、午後2時30分まで。 
  三十三間堂が終わったとき、ちょうど、午後2時30分。
  おみやげコーナーで、料金受領。 
   
 
  このあと、どこへ行くのか、お聞きしてみた。ホテルに戻るという。

  河原町三条なら、ゴタの帰る三条京阪の近くなので、
  お送りすることに。但し、バスで。 

  京都駅まで、とにかくバスに乗ります。
  京都駅で5番のバスに乗り換え、岩倉行きのバスです。
  そして河原町三条で降りる。

  シャローム。ヘブライ語で、さよなら。握手でお別れ。 


 ヾ(@^▽^@)ノ


  おしまい 
    ゴタぴょん




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