Nicotto Town


五飯田八宝菜の語学学習日記


ゴタ

【5月21日 (火)】 


 爽やかな朝です。7階の部屋からは、
 明石海峡大橋が、見えます。

 その橋のたもとに、 
 緑色した、とんがり屋根の、
 ほのぼのとした建物があります。 

    「何だろうね?」 

 そう思って、
 部屋にあったパンフレットを見て見ると、 

   「孫文記念館」 

 だとわかった。 

 孫文はこの地に
 辛亥革命のころ亡命してきました。 

 別荘は明治、大正時代に、
 活躍した中国人貿易商の呉錦堂が、 
 大正4年(1915年)に建てたもの。 
  
 2000年、明石海峡大橋建築の砌、
 それまで舞子海岸にあった移情閣と 
 付属棟を現在の地に移築。 

 呉錦堂(1855年~1926年)は、
 華僑の人で、舞子海岸に「松海別荘」 
 という別荘を持っていた。 

 1890年代に、
 別荘の敷地に付属棟が建てられた。 
 1913年、孫文が神戸に来たとき、
 ここを歓迎会の会場として、迎え入れている。 

 その2年後の1915年に、
 八角形の中国式楼閣である

   「移情閣」

 が建てられた。 
   
 革命家、孫文は、日本に一時、
 亡命していたのである。
    
 神戸潜伏中の彼をかくまったのは、
 川崎重工業の松方幸次郎氏だという。 

  ヾ(@^▽^@)ノ 


  【舞子ヴィラホテルの朝食もヴァイキング】 


 朝からお皿に山盛りにして、
 ジュースにお茶に、コーヒーに・・ 
 忙しいけど、うひょひょひょひょ。 

  (おっさん、食べ過ぎて、血圧上げるなよ!)  



  【午前8時】 

  舞子ヴィラ前からバスが出ます。
  40名。ということは、
  4名が、会議欠席。 
  でも、この会議は、
  自分の研究発表のない日は、
  参加せず、周遊観光に 
  出かける人が多いのだそうです。 

  【国際会議場】 

  約30分で、淡路島、国際会議場に到着。 

  受付時間が8時30分からなので、
  ゴタ、おお忙し。(うそやで。ヒマやで。) 

  5日連続のセッション、参加費は、
  ひとり6万円。

  この費用は、所属大学から 
  領収書があれば、補填されるので、
  ゴタの受付に、たくさんの先生がやってきます。 

    「I need a receipt.」 

    「Receipt, please.」 

    「Would you do me a favor ? Can I have a receipt ?」 

   レシート、レシート、レシート。

   そないゆうて、各国の先生がたが押し寄せる受付。 

   はっはっは。こんな仕事やとは、ゆめゆめ、
   思っていませんでした。 

   けどまあ、何ちゅうーか。だいたい、あれや。
   入金が確認できた時点で、
   領収書を送付しておけば、 
   こんな受付いりまへんのやで。 

   ああ、そうか。そうしなかったから、
   ゴタが雇われたのか。

   ほな、そんでええのどす。 
        
   ヾ(@^▽^@)ノ) 

Ⅱにつづく
ゴタぴょん



     




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