ゴタの日記2013年5月7日 Ⅳ
- カテゴリ:日記
- 2017/04/10 05:31:38
5月7日
Ⅲからのつづき
【濡れて観音】
観音様の場所が変わりました。
観音様が、勝手にこっちにお移りになったのかも。
この像、濡れると、
なぜだか、笑って見える、不思議な立像です。
ヾ(@^▽^@)ノ
ゴタ : Make your wish while she is smiling.
笑うてはる間に願掛けしなはれ。
奥様 : I wonder what kind of wish I should make.
どんな願いを掛けるのお?
ゴタ : World be always sweet to you for example.
みんなにやさしくしてもらえるように・・
・・・とか。
【随求堂】
堂内は、随求菩薩のおなかの中だとされています。
その体内に入るあなたは、菩薩から見れば、
「あ、バイ菌が入ってきよった。どないしょ?
虫下し飲んだろか?」
なのですが、途中にある石をさすることで、
ご利益が得られます。
大随求菩薩の陀羅尼というお経を唱えながら、
体内めぐりをすると、
ご利益があると言われています。
ところで、この大随求菩薩は、
秘仏のため、見ることはできません。
【子安の塔】
普段、ここまで上がらないのですが、
お嬢様の将来の安産のため、
やって来ました。
こちらから本堂を見ると、
また素晴らしい光景です。
ただし、ここで最後だから、登ったんだよ。
坂道が多くて大変な清水寺です。
その昔、「坂の上」
という人が堂宇を建てたことと、
この寺が坂の上にあることとは、
因縁がありそうです。
坂の上の田村麻呂の奥さんで、
三善高子(みよしたかこ)さんが、
出産を控えていて、
病床にあったため、
鹿料理を食べさせてあげよう、
というので、
田村麻呂さんは、
この山中にやって来たのでした。
ところが、どっこい、延鎮に
「これこれ。生き物を殺してはいけない。
何?奥方のために、鹿の血が欲しいとな?
ならぬ。そんな恐ろしいことを。
よろしい、友よ。私が法力で、
奥方の安産を叶えてさしあげよう。」
それが、ご縁で、
清水寺境内には、
安産を祈念する塔、すなわち
子安の塔が立っています。
【アテルイ】
坂の上の田村麻呂の職業は、征夷大将軍。
と、いっても、幕府があったわけではありません
東北征伐のための軍隊の長です。
アテルイと戦った田村麻呂は、
戦いの末、アテルイを捕らえます。
田村麻呂は、アテルイの登用を、
朝廷に願い出ますが、聞き入れられず、
逆に、首を刎ねよ、と命じられます。
アテルイとその朋友、モレは、その後まもなく、
河内(大阪)で、処刑されました。
平安遷都1200年の折、
東北在住有志によって
、ここに鎮魂碑が建立されました。
Ⅴにつづく
ゴタぴょん