パジャマ切り替え問題を考える
- カテゴリ:日記
- 2017/03/26 09:00:19
人は何種類の寝間着を所有し、如何に切り替えるべきか。
この難題に出会う人は当惑し、悩み、苦悩し、布団の中で悶絶するであろう。
人類の安楽睡眠追求本能は果てしない。今回はこの問題を考えちゃおう。
真理や思想は自らの内に求めるべきだ。まず我が身を振り返ろう。
真冬は厚手のスウェットタイプ。今もこれを着てるわけです。
暖かくなりはじめると、通気性のよいコットンの薄手パジャマに変更する。
真夏はTシャツと短パン、またはバミューダタイプ。
私の場合はこの3種に大別できるんですが、いつ切り替えるべきか。
三寒四温の時季にはたいへん困る。うー熱い、いやちょっと寒い。
寝具で調整しろという方もおられよう。コトはそれほど単純ではないのです。
シーツ、パジャマ、肌掛け、上掛けの材質による組み合わせは膨大です。
スーパーコンピュータでも今世紀中に最適解を見つけるのは無理との噂も。
そろそろ厚手スウェットから薄手に切り替えるべきであろうと思うのですが、
こりゃまた勇気のいる作業なのです。春は名のみの部屋の寒さや。
この理由にはパジャマの室内着としての機能性が関係しております。
寝間着でウロウロするな!と叱ってくれる人はいないわけでして、
朝起きて新聞読んでラジオ聞きながら茶を啜り煙草吸う時間帯は、
だいたいパジャマなわけです。もはや室内着、部屋着なわけです。
自室と居間の気温はかなり異なる。自室は非常に冷え冷えしてまして、
居間は家人と年寄りがガンガンに暖房かけてるのです。熱帯なのです。
自室と居間の双方において快適なチョイス、これが求められるのです。
自室出るときに普段着に着替えろ、ですと? 嬉しい旧世代的ご発言。
平日はそうですよ。でも休日くらいさー、オトーサンはさー、だらけたいの。
そうそう、更に問題を複雑化させる階段や廊下というものもあります。
自室かなり寒く→階段と廊下メチャ寒→居間は温暖湿潤、いや亜熱帯。
関東北部からシベリア経由で南九州に出かけるようなもんですよ。
この変化に完璧に対応したいじゃないですか。え? したくない?
更に私のテレリスト気質と家人の洗濯大魔王の対立も問題を複雑化させる。
人が努力してテレテレに仕上げた寝間着を見ると、すぐに脱げと脅迫する。
今もまさにぞの状態なんですよ。だから次に着るパジャマで悩んでるの。
まだ薄手のパジャマに切り替えるのは早いと思うんだよねー。ねー。
でも暖かい日の朝は少々寝苦しく布団をはいでるときもあるんだよねー。
どっしようかなー。こっちかなー、あっちかなー。夜まで悩もう。
わっ、ジュンさんも反テレリスト活動家なのですな。ご主人の悲嘆、胸を打ちますです。
ライナスの毛布の如く肌身離さず、汗と埃と体臭とヨダレで痛めつけテレテレになった衣服、
この風情は男どもの努力の結晶なのです。もう着なくても、捨てたくないのです。テレテレ愛は不滅。
ガウンもありますね。私も2枚買い与えられてますが押し入れのコヤシになってます。
アレは、血筋や家柄、年収や職業、自宅の評価額などを調べられた上で、
『ガウン着用許可証』を発行された選良だけが着ることを許される豪奢な寝具という気がしますです。
昔、知らずに捨ててしまい、夫が不機嫌になったことを思い出しました(^_^;)
一人暮らしのため、パジャマは着るか着ないか、です。
寒ければ毛布またはタオルケットを羽織る。
ガウン、とか言えれば多少はカッコよくなりそうですが
我が家ではあいにく見たことありませんw