家族の記念日は、わたしがパウンドケーキを焼く日
- カテゴリ:レシピ
- 2017/02/24 23:57:28
今日は弟の誕生日。
ついでに言えば、我が家で飼った1匹目のわんこの命日でもあり、
今月14日に大往生を果たした2匹目わんこの書類上の誕生日でもあります。
2匹目わんこは元・捨て犬君で、誕生日不詳でした。
母が常々申すには、
我が家にやってきたときの育ち具合から逆算すると、実際の誕生日は1月中でないかな、
だそうです。
弟の誕生日と同じにしたのは、単純に、覚え易いからだそうで……。
さて、我が家では、いつの頃からか、
家族の記念日、すなわち
両親の結婚記念日
家族(わたし以外)の誕生日
母の日・父の日
には、わたしがケーキを焼くことになってしまいました。
ケーキと申しましても、結局は、ボウル1つで出来る、パウンドケーキに落ち着いています。
若い頃はスポンジケーキであったり、シフォンケーキであったり、
はたまたスフレ、ババロアにも手を出しましたが、
やはり、気軽に、特別な材料を必要とせず作れることが、長く続けられる秘訣です。
自分の誕生日に関しましては、「自分の為にケーキを焼くなんて虚しい」と主張して、
この日だけは洋菓子屋さんのケーキを買って貰える権利を勝ち得ています。
自宅で作るお菓子(今回は違いますが、お料理でも)の味向上の為にも、
プロの味を経験出来る機会を設けて貰えるのは大切ですよ~。
わたしの焼くパウンドケーキは、マンゴー入りが定番になっていました。
レシピとしましては、一般的なパウンドケーキの手順にプラスして
(1)材料の計量を始める前のタイミングでマンゴー缶からマンゴーの果肉を取り出し、
軽く水気を切って粗みじん切り
(2)バニラエッセンスを加えるのと同じタイミング
(つまり、全卵を全て混ぜ終えた後、薄力粉を混ぜる前)に、
(1)も加えて軽く混ぜる
だけです。お手軽でしょ?
我が家では記念日パウンドケーキは丸型とエンゼル型1つずつ焼きますので
1回にマンゴー缶1缶分の果肉を用いますが、
1ホールしか焼かない方は、
1缶の半量にしておくと、我が家のレシピに近くなるのではと思います。
残ったシロップはパウンドケーキには使用しません。
余力のあるときはこれで生マシュマロを作ったり、グミを作ったりしています。
ところが、昨年6月放送のNHK「グレーテルのかまど」にて、
パウンドケーキの回がありました。
「グレーテルのかまど」 トップ
http://www4.nhk.or.jp/kamado/
“お弁当ハンター”のパウンドケーキ
http://www.nhk.or.jp/kamado/recipe/187.html
なるほど!
我が家のパウンドケーキが「何か足りない」のは、ラムシロップが無いからなのね~。
そして、水あめでしっとり感が増すのか……。
と相槌を打ちながら観ていたのですが、
両親の結婚記念日(12月です)を迎える頃には綺麗さっぱり忘れています。
そこでそのときは、
ラムシロップ・ラム酒漬けレーズン無し、替わりにマンゴーのみじん切り入り
という代替品を焼いてみることにしました。
更には、我が家に水あめの買い置きは、勿論ありません。
ですが、蜂蜜の買い置きはありますので、水あめの代わりに蜂蜜でGO!
この試作品は好評でした。
これまでのレシピより格段に「甘さ分」の重量が増すのですが、
砂糖+蜂蜜ですと、味覚としての甘味はほとんど増えないようです。
そして今回。
1月中に「ラム酒買ってきておいて~」と母におねだりしまして。
かくして、弟の誕生日数日前。
ラム酒漬けレーズンの代わりにラム酒漬けマンゴーを作っておこうと保管庫を見ると、
マンゴー缶が有りません。
例年でしたら、
記念日が近づいてきますと自然とストックされる(おかーさんいつも有り難う)のですが。
「おかーさーん、マンゴー缶は~?」
「要るゆうてなかったやろ!」
……そうですよねぇ。
一体何処の誰がラムマンゴーなどというけったいな代物を作るだなんて思うでしょうか。
そんな訳で、今回は
ラムシロップ有り、ラム酒漬けレーズンもマンゴーも無し、水あめの代わりに蜂蜜
で挑戦してみました。
生地を型に流し込んでオーブンにセットし、
ラムシロップを作り、道具を片付けていますと、
今までよりよく生地が膨らんで、型からせり出しそうです。
片付けが終わり、しばらく自室へ上がってパソコン作業をし、
そろそろ焼き上がる時刻が近づいてきたな、と思い台所へ下りますと、
既に焦げ臭い!
あわててオーブンを止めました。
型から出してみますと、焦げたのは上部だけで、
包丁で薄く切り落とせば、他の大部分は充分食べられそうです。
次の型をオーブンにセットしたのちに、
焼き上がったケーキの焦げた部分をカットし、ラムシロップを刷毛でぺたぺた。
その後、ラップでしっかりくるみ。
次の型も、やっぱり上部が焦げました……。
(勿論、連続で焼くときは設定時間をその分短くします。)
一体何がいけなかったのでしょう?
前回の蜂蜜が増えたレシピでは、
焼き時間は従来のまま(上記URLのレシピでも同じ)で作っても、
なんら問題が無かったのですが……。
マンゴーの果肉が無いと生地への熱の伝わり方が良くなり過ぎるのか、
はたまた、何か材料の計量を間違えたのか。
次回は焼き時間を短くしなくては、ですね。
仕上げにラムシロップを塗るレシピでは、半日~1日寝かせると味がなじむそうですので、
わたしはまだ食べていません。
弟は誕生日中に一切れ食べてみてくれたみたいです。
果たして、どんな仕上がりになっているのでしょうか。
切り落とした生地の焦げが少ない部分を
つまみ食いしてみますと、妙に甘いのですけれども……。
我が家に蜂蜜の買い置きがあるのは、夏は頻繁に、他の季節もそれなりの頻度で
レモンラッシーを作るからです。
わたしのラッシーはレモン汁・蜂蜜・牛乳のみで作ります。
糖分・酸味・たんぱく質・脂肪分がコップ1杯分、一挙に摂れますので、
夏バテ対策にはもってこいですよ。
レモン汁・蜂蜜は長期保存可能ですので、あとは牛乳さえあればO.K.
季節が来ましたら、こちらのレシピも記事にしますね。
ようこそお越し下さいました。
お返事が遅くなりまして、ごめんなさいね。
本当に、続けられるのは家族のお蔭だと感謝しております。
今は処方して頂いているお薬との相性が良く、日常生活に余り支障は出ていないのですが、
わたしの抱えている病気は、緩やかに変化してゆく病状に即して処方薬を適切に切り替えていかないと
まともな生活が営めなくなる代物で、切り替わったお薬によっては
副作用で単純な暗算(例えば、200g×(3分の5)、とか)すら難しくなることもあります。
ケーキを焼く、という行為はわたしが小康状態にあることを確認するバロメータでもあります。
家族にとっては……どうなんでしょ(苦笑)。
出来が良ければすぐに各人の割り当て分が無くなっていくのですが、
そうでないときは…………。
それでも結局食べてくれる家族のみんなに感謝、です。
恵の字さんの記念日は素敵なイベントですね^^
わたしの過去の失敗談を暴露しますと、わたしも一人暮らし時代には
オーブントースターは持っていましたが、オーブンレンジに手を出す余裕はありませんでした。
でも、ケーキ焼きたい。
製菓コーナーから18cm丸型(この子は現在も現役です。昨日もお世話になりました)を買って帰ります。
さて、自宅の台所でオーブントースターに買ってきたばかりの丸型を収め……ようとすると
入らない!
いえ、無理に扉を閉めることは出来ますが、その場合は丸型が庫内で傾いてしまいます。
一人暮らし時代、この丸型はずーっと、レアチーズケーキ専用機(機?)でした……。
その後、世の中には「炊飯器ケーキ」なるレシピが出回り始め……、
わたしもケーキを「焼く」ことが出来るようになりました。
あれから20年以上が経った現在においては、
内釜が平底の炊飯器の中には、ケーキを焼く機能付きの製品も出回っています。
勿論、機能として備わっていない炊飯器でもケーキを「焼く」ことは出来ますが
(といいますか、
20年以上前にはそんな需要があるなんて、メーカーさんが思ってもみなかった訳ですから)、
メーカーさんとしては「想定外」の使用法ですので、試してみるときは自己責任で(苦笑)お願い致します。
パウンドケーキ型は、恐らく、オーブントースター内に収まります。
でも、一応、庫内の寸法を確認された上でご購入下さいね。
百円ショップでは1回使用用の型が売られているようですし(100円で4つ入りとのお話)、
何度も焼くようになるのでしたら、そのとき、きちんとした型を揃えたのでいいと思われます。
あとは……生地を混ぜるのは重労働ですので、「腕力鍛えるぞ!」という気概をお持ちでない限り、
どうか、ハンドミキサーの導入をご検討下さい。泡立て器のみでは、多分、挫折します。
わたしの現在のハンドミキサーは2代目で、Amazonからやってきました。
砂糖・バター・全卵を混ぜる工程まではハンドミキサー頼りですが、
薄力粉を混ぜるとき、型に生地を移すときはゴムベラを使用します。
ゴムベラでなくても、「手の温度が伝わらない、柄の付いた平たく薄いもの」なら代用出来ると思います。
長々と語ってしまいましたが、ご参考になりましたなら光栄です。
で検索を掛けますと、オーブントースターでも作成可能のようです。
ただ……上位に並んでいるのは、ホットケーキミックスを使用しているものばかり。
もしかしたらオーブントースターで作る為の事情(後述)があるのかもしれませんが、材料比が
あの、パウンドケーキのアイデンティティは一体どこへ……?
といいたくなるモノが並んでいます。
パウンドケーキ - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%AD
かように、砂糖・バター・全卵・薄力粉を1ポンドずつ使用して焼くケーキですので、
「パウンドケーキ」の名があります。
現代日本の家庭事情では、1.5kgを超えるケーキ(1ポンドはおよそ453g)を焼くと
お裾分けしてまわらなくてはいけなくなります(汗)ので、
砂糖・バター・全卵・小麦粉の材料比が1:1:1:1のケーキ
ということで……(苦笑)。
あくまで「パウンドケーキ」に拘る、或いはホットケーキミックスをわざわざ買うのは面倒とのことでしたら、
条件検索で「ホットケーキミックス」を除く検索を試みて下さいね。
因みに我が家では、バターの代わりにマーガリンを使用しています。
「だって、バター高いじゃない」
だそうで……(涙)。
オーブンで焼く場合の温度・時間設定は、パウンドケーキ型1つ分の分量で170度を50分程、が目安です
(オーブンによって「性格」がありますので、何度か焼いて「癖」を見極める必要があります)。
ところが、オーブントースターはオーブンより遥かに庫内が高温になりますので、
半分以下の時間で焼き上がってしまうそうです。
検索で引っかかるレシピには、一応、焼き時間の目安が書かれていますが、
温度設定が出来ない機種が殆どでしょうから、「慣れるまでは」焼いてる間はずっとそばについて、
いい焼き加減になる頃を見逃さないようにしなくてはいけないだろうと思います。
コメント欄に「1000字以内に収めてね」と怒られてしまいましたので、一旦投稿しますね。
パウンドケーキはオーブントースターでも出来るでしょうか。
うちにはオーブンレンジとか無いんです。