結晶
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/02/20 02:41:57
白い雪が
舞い降りてくる
音もなく
いくつも
それはそれは
いくつもいくつも
手のひらに優しくとまり
にじむように溶けていく
わたしは探している
溶けない雪の結晶を
それは小さな愛の結晶
それは小さな真実の結晶
頑なに凍り
愛を真実を凍結させている
その愛をその真実を
確かめるためには
手のひらの中で
優しくじっと融かすしかないのだろうか
わたしは
今まだ立ち尽くす
白く積もる
雪の中に
この想いを
愛を真実を
強く強く
確かめるために
なんて
ふと電車の中で浮かびました
春が早く来ないかな!
風邪のほうは大丈夫ですか!
雪の結晶ってキレイですよね
人の心や思いが結晶になったらどうなるのでしょう?
色は何色で大きさや形は・・・
純粋な心はたぶん白い結晶になるのかな
結晶と結晶が合体して
新しい愛の結晶が出来る?なんていい感じ
ふと思いました^^
温かい心に触れた時
それは融けるのですね
もともと目には見えないものだから
立ち尽くす「わたし」・・の余韻がいいね
自分は真なるものは世の中に存在しないと思っています
よく言う「真の○○」
でも理想としては存在するのかな
溶けない雪の結晶もそんなもので
それは理想に近いものです
想い、理想っていつも何処かに持っている
でもなかなか実現しない
理想の結晶は見つけるものなのか
育てていくものなのか
大切に育てていくって素敵ですね
きっと真夏でも融けない結晶が出来るはず!
溶けない雪もない
溶けた雪は違う形になるだけ
結晶が壊れない保障もないけど
そうだね
壊れないように育てる結晶ならあるかもね^^