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幕末グルメ ブシメシ! 感想文

幕末グルメ ブシメシ! 第6回「鯛のセレナーデ」
NHK-BSプレミアム 火曜夜11時15分~
▼仕出し屋お菊と伴四郎が!?
何といきなり、お菊が親戚たちに伴四郎と祝言を挙げると宣言するシーンから始まりました。
いやいや、伴四郎には国許に愛妻と目に入れても痛くない娘がいるじゃないかと。
これは何かあると思って見ていたところ、時間は数日巻き戻り。
仕出しの川原屋が、借金回収もままならず、高野藩も財政緊縮のため取引を打ち切ると言い出し、
倒産の危機に瀕してしまったのがきっかけ。
腕のいい料理人を婿に取り、話題性で店を盛り返そうと、親戚一同がお菊に見合いを結婚を勧めたのです。
今まで知りませんでしたが、お菊は吉原の元女郎で、先代の主人に身請けされ女将となったんだそうで。
親戚たちもそんな女性によく店を任せたなと思いますが、その上無理やり結婚させようとするなんてねぇ。
でもまぁ、無理からぬ話とは思います。
しかしお菊は叶わぬ恋と知りながら、伴四郎に心を寄せています。
あの性格なのでものすごいツンデレですけどねw
亡くなった先代の主人に申し訳ないような気もしますけど、お菊は先代のことをいい人だとは言ってましたが、
考えてみれば身請けと恋心は別問題ですよね。
ひょっとしたら、恋心を抱くなんて、お菊にとって初めてのことなのかもしれません。
伴四郎は愛妻一筋で、岡場所には縁がなさそうな一途で真面目な男。
元女郎のお菊には、このタイプの男性はとても新鮮に見えるのかもしれないです。
再婚したくないお菊は、何の打ち合わせもなく、親戚たちに伴四郎を許婚として紹介。
この手の話って、大体どっちかが相手を好きなんですよねw
今回の場合、まとまりようがないですけれど。

▼料理対決!
相手が武士ということで納得しない親戚たち。
そこで伴四郎とお菊v.s.親戚たちが連れてきた料理人で、料理対決をすることに。
審判は高野藩の重役たち。
実はその前に、川原屋の仕出しをやめるという件で、殿様は川原屋に実の息子・与一がいるので、
反対はしたのですが、理由を言うわけにいかないので、重役たちに押し切られたというエピソードがありました。
今回の殿様は、頼りにならないなw
その上、川原屋の親戚たちは、重役たちに金を握らせ、出来レースにしようとします。
一方の伴四郎は、お菊の店で勝負料理に挑むのですが、伴四郎は国許の妻からなかなか文が来ないので、
やきもきして自暴自棄気味でした。
それもあってか、与一が買い物に出ている間、2人きりの時についお菊にくらっときてしまいます。
ああ、こうやって不倫て始まるのですねw
でもこのドラマはコメディーですから、いいところでやっぱり与一が帰ってきて、それ以上は進展しませんでしたw
その上、与一が間違って燃やしてしまった、伴四郎の妻が書いた献立帳ですが、
何と「食いしん坊のあなたのことだから、前に書いた料理はもう全部作って食べてしまったでしょう」と、
新しい献立帳が国許から届き、それにヒントを得た伴四郎は、今ひとつ味が足らなかった料理を完成させます。
それを見ていたお菊、2人の間にはとても入れないと思ったことでしょう。
料理対決当日、賄賂をもらっていた重役たちは、料理人の方を推すのですが、
食膳を見ると伴四郎の料理はほとんどたいらげているのに比べ、料理人の方は僅かしか食べてません。
伴四郎の料理を食べていたら、入らなくなったとかw
それを聞いた料理人、それまでぼそぼそと聞き取りづらい声でしか話していなかったのに、
いきなり奇声を上げて出て行ってしまい、軍配は見事伴四郎に上がりましたとさ。
賄賂をもらっておきながら、ちゃんと判定できなかった重役たちは、川原屋との取引を再開することになり、
万事丸く収まりました。でも、それでいいのか?
やっぱりお菊は、伴四郎のことはすっぱりあきらめて、婿を取った方がいいんじゃないですかね。




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