Nicotto Town


小説日記。


春休みに

成績返ってくるのはしばらく後だと思いますが、二週間くらい前から春休みになりました。

とてつもなく長い休み……しかしバイトはしたくない……
でもずっと家に居るわけにもいかないし、しないわけにもいかないからどこかしら探す羽目になりそうです。

最近は、何かにどハマリするもその熱が覚めるともう二度と以前のようには燃えないのが悩みですね。
やっぱり一次創作だけです、長続きするのは。
周りが熱中していると引いてしまって今でもついて行けない、一歩下がってしまう、とんでもない偏屈です。


さて、話は変わって昨日、今日とでデュ・モーリア作の『レベッカ』を一気に読みすすめました。
下巻はあとラストの展開が待ってるので、明日で読了したい……

まずこの『レベッカ』は時代背景が良いです。
古き良き時代のマンダレイ……何よりこの作品の特徴は「わたし」という名の主人公の名前が、一切明かされないことです。

レベッカはもう死んでしまった、それなのに屋敷の住人たちは口を揃えて「人を使う」ことに慣れない「わたし」に「前の奥様はこうしていらっしゃいました」と言う。
「わたし」はそうしてレベッカのように振舞わなければここに居てはいけないのか?という恐怖までも読者に与えます。
死んでしまった前妻レベッカの影に怯える「わたし」の姿がこれでもかと描かれていて、一度読み始めると頁をめくる手が止まりませんでした。
そして何より見所、というかわたしの大好きなキャラクターはデンヴァース夫人でした。
レベッカに心酔するハウスキーパーの老婆……普段は長くても3行くらいしか喋らないのに、レベッカのこととなると見開きページに突然9割くらい喋り出して、超キモかったです(褒め言葉)。

ずっと積み本にしてしまっていたのですが、ようやく読み終えることが出来そうで良かった……映画もあるようなので、機会があれば観てみたいです。

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2017/04/09 18:52
レベッカ私も夢中で読みましたね。美しくて聡明なレベッカ、みんなの憧れ・・・
最後はええっ!でした(^^)



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