Nicotto Town


五飯田八宝菜の語学学習日記


ゴタぴょんの過去の日記2010年17日Ⅰ

2010年 10月17日(日) 


16日(土)、午後7時。

インド人観光客から、電話。 

明日、奈良を観光案内してほしい、との旨。 

 「はい、お受けできますよ。
  なるほど、奈良を、6時間コースで、
  周遊ですね。
  はい、それでは、お名前と、
  お泊まりの宿を、
  教えていただけますか?」 


⏁⏁⏁ 

と、いうわけで、
京都は、中京区の、西山旅館に、午前9時。
オーラム様ご夫妻を、お迎え。 

西山旅館。フロントで、お通し。 

「はい、、そのように、伺っておりますが、
 当旅館が、斡旋したわけでは、ありませので、
 旅程の詳細は、お客様と、
 直接、お話していただけますか?」 


「はい。」 


日程表を、手渡してもらいたかったのだが、
会ってから、直接、相談せよ、という。 

ロビーで、待つこと10分、
大きな体躯のご主人が、ゴタに、近づいてくる。 

「Good Morning. Mr.Gota?] 
(おはようございます。ゴタぴょんさん?) 

「Yes,I'm today's your guide,Gota.
 Pleased to meet you..」 
(はい、ガイドのゴタぴょんです。よろしく。) 


作成した、日程表を見せた。 

京都も、入れて欲しいという。 


「金閣寺」と、「清水寺」、それに、

「三十三間堂」も、見たいという。 


( そりゃ、6時間では、
  無理だぞ。
  8時間コースになるよ。)


「わかりました。行きましょう。」 


(まあ、きょうの、お客様は、
 神様の、斡旋ですから、
 6時間、2万円の契約通り、
 時間超過しても、
 追加料金は、取らないでいきましょう。) 

  (-^□^-)


⏁⏁⏁ 

車は、手元不如意により、
タクシーは、チャーター出来ず、
不本意乍ら、マイカーで、やって来た。 


午前9時10分、出発。 



 【金閣寺にて】 


「There are several sects of Buddhism in Japan. 
 One of them is Zen sect
 as seen here at this Kinkakuji Temple.」 

(日本の仏教には、宗派が、いくつかあります。
  そのひとつが、禅宗で、ここ金閣寺に見られます。) 


「Good. We are in a Buddhism sect back in India
             called Nichiren Sect.」 

 (我々も、インドで、日蓮宗なんですよ。) 


「Oh, really ?」 (えー、そうなの?) 

ゴタぴょん家の宗派は日蓮宗。
オーラムさんの、日蓮宗のお寺を聞いてみた。
同じなら、本山に、お参りに行きましょう。 


きいてみたら、別の、お寺です。 

「創価学会(そうかがっかい)」だそうです。 

本山参詣は、また、今度ね~。
というか、ゴタぴょん家の日蓮宗は、本門仏立宗。
ただし今は、ゴタぴょん宗です。

ゴタぴょん宗、日蓮ゴタ宗本山、ゴタぴょん寺。) 


「A bird is perching on the top, isn't it ?」 
(先に、鳥が、いるんだね?) 

金閣寺の、頂上に、鳳凰が、とまっています。
中国の伝説の鳥。
福をもたらすと、信じられている霊鳥である。 

「Yes,it is. The bird came here all the way
from China to bless the Golden Pavilion.」 

(中国から、わざわざ、金閣寺のお祝いに、
         やって来てくれました。) 


「What's that ?」 
(これは?) 


義満公、お茶の水を、指さして、おたずね。 

「There was a time when 
the water was abundant here.」 

(むかしは、水が、
 もっと、流れていたのですよ。) 


「The time when Yoshimitu lived ?」 
(義満公の時代に?) 


「Yes. He used the water for tea ceremony.」 
(そう、お茶に、用いました。) 


⏁⏁⏁ ヽ(゚◇゚ )ノ


三十三間堂にて。 


インド人が、この三十三間堂に来れば、
彼らは、いきなり、雄弁になります。

28部衆は、みな、インド原産ですから。
ほとんど、すべての神々は、
ヒンドゥー教の神々です。 

ガイドは、ただ、うなずくだけ。 

 「はい。そうですね。はい。全く。
  その通りです。はーい。」 


だって、すべて、神様のいわれは、
英語で、書かれていますし、あの神様たちは、
大陸をはるばる、
渡って来たので、インド人に会うと、
同郷人に、会った気分になるのでしょうかね。 



Ⅱにつづく




月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.