Nicotto Town


五飯田八宝菜の語学学習日記


ゴタぴょんの過去の日記2010年8月27日Ⅲ

Ⅱからのつづき



 【竜安寺にて】 


お客様の、第一希望の、石庭に、やって参りました。 
ベランダに、座って、しばし、瞑想に、ふけりましょう。 

ああ、でも、きょうの、この暑さといったら、
とても、瞑想に、入る気分じゃありません。 

南側の庭の、暑いこと、そそくさと、
北側のベランダに、移りました。 

定番説明の、つくばいが、あります。 


「The Chinese character put upper,
  assorted with the square pool in the center,
can be read as "ware" which means

"I "

in English. 

Then, the square part that is 
representative of a mouth and the right part 
form another Chinese character meaning 

"only ". 

And the more other letter meaning

" satisfaction "

consists of the center square and down part. 

And finally, the center pool,
coupling with the left letter 
makes a meaning of 


" know ". 


Altogether,they read as
"I only know the satisfaction." 

And this teaching is derived
from a Buddhist holly sutra .」 


(上の漢字と真ん中の四角で、
われ、つまり、英語で、私 と読めるのです。 
そして、四角の部分は、口というのを
言い表していまして、右の部分と併せて、’唯’ 
の意味です。 
次に、さらに、満足という意味の字が、
真ん中の’口’と、下の部分で、構成されます。 
最後に、真ん中の’口’は、左の字と、
ペアで、’知る’という意味の漢字になります。 

結局、全体で、我、唯、足るを知る。と読めるのです。 

そしてこの教えは、仏典から、来ているのです。) 


お客様、大きく、うなずかれました。 


ヾ(@^▽^@)ノ


⏁⏁⏁ 


【仁和寺にて】 


 はじめ、天龍寺を予定していましたが、
 竜安寺の近くに、見学出来る寺院は、ありますか?
 という、ご夫妻のリクエストにお応えして、
 そして、乗務員さんのおすすめもあって、
 ここ、御室の、仁和寺に、やって来ました。 

 発願は、光孝天皇。
 これが、仁和2年(886年)だったことから、
 仁和寺と称する、とか。
 天皇は、寺の竣工を見ずに崩御。 


 その意志を継いだ宇多天皇が、
 仁和4年(888年)寺を創建し、開基となる。
  
 寺は、始め西山御願寺と名乗ったが、
 後に、光孝天皇在位の年号を取って、仁和寺とした。 


 御室の八重桜は、有名ですが、残念ながら、
 今の季節、ただの、低木です。 

  ヾ(@^▽^@)ノ


 まず、御室御殿に入ります。
 開基である宇多天皇を始め、
 代々天皇が、執務を執った門跡寺院の御殿です。 

 御殿の廊下を、進んでいった中程に、
 お抹茶が、頂ける部屋が、ありました。 


 「Would you like to try it ? 」 
 (いかがですか?) 


 「We will.」 
 (そうしますわ。) 

 
 畳の上に座るか、テーブルで、頂くか?
 どっちが、いいかと、係の人が、尋ねます。 

 テーブルが、いいと、おっしゃいます。 

 500円也。

 旦那様が、お支払い下さいました。
 ありがとうございます。 

 お菓子を見て、 


 「Any suitable timing 
  that we eat this sweets?」 
 (これは、いつ食べるのだ?) 


 「Oh, unlike tea or coffee you have in Europe ,
 the powdered green tea we are going to have is
  tasted a little bitter because of no sugar. 
  This sweets serves as a kind of sugar
  separately set outside.

  So eat first so that
  the bitter tea goes well in your mouth.」 

(そちらのお国の紅茶や、コーヒーと違って、
お抹茶は、お砂糖を入れないので、苦いです。 
お菓子は、お砂糖代わり。
苦いお茶と、合うように、今、お口にどうぞ。) 


 お茶が来ました。クルクルと、茶器を手のひらで、
 回転させて、お客様の前に出されました。 


 「 Why is it? Is she casting
   a spell or anything ?」 
 (何かの、おまじないかね?) 

「 Not at all. She's turning the cup so that
she could serve it with its front faced on you.
  It's a polite way of serving the tee. 
At a tea ceremony, it is a matter of course. 」 

(違うんです。器の正面が、あなたの方に、
向くように、回したのです。丁寧なお給仕ですよ。 
茶道では、当たり前のことです。) 


 床の間の、掛け軸を、じっと、ご覧でした。
 漢文でしたので、ゴタも読めません。 
 でも、サービス精神だけは、
 旺盛なので、無理して、解説を施した。 

 漢字は、10ほどありました。その中に、
 「茶」の字と、「友」の字が、あったので、 

 『お茶は、友達。』 

 と、書いてあります。 

 とまた、ええ加減な、ガイドをしてしまいました。 


  (^_-)☆


 ⏁⏁⏁ 
Ⅳにつづく




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