Nicotto Town


五飯田八宝菜の語学学習日記


ゴタぴょんの過去の日記 2009年1月11日

2010年 1月11日(月)


Wong 様 の 写真撮影ツアー2日目


  【午前7時。さくら旅館】

山田   : Good morning, Mr. Wong.

Wong さん : Hi.

Lee さん : Hi. 

  Wongさんたちは、ご自分で、機材を
  車のトランクに、積み込みます。
  
  手伝う、と言ったのですが、
  よほど、大切なものかして、
  触らせても、もらえません。

  大きなカメラと、三脚。
  望遠レンズ、等々。


Wongさん: Okay, let's go.
   いいぞ、行こう。  


   きょう、2日目は、
   嵯峨野の竹林を撮影なさいます。
   渡月橋から、北へ、府道29号、天竜寺前を通り、
   その北側の路地を入ります。

   本来、ここは、
   観光客のウォーキング・コースなので、
   車での乗り入れは、遠慮したいところですが、
   撮影という。特別の目的があります。
 
   車で、突き当り、大河内山荘まで、乗り入れます。

   竹は、孟宗竹と真竹がありますが、
ここ、嵯峨野では、
   ほとんどが、真竹です。

   その違い目は、しなやかさにありまして、
   より、しなやかな、真竹は、剣道で使う竹刀に
   加工されます。

  
   大河内山荘側から、
   東の竹林の林道を撮るアングルは、
   よく、絵葉書で、見る光景です。

   やはり、
   この場所からの撮影が、重点的のようです。

   
   この写真撮影は、
   いつまでも、いつまでも、続きました。
   朝、宿を出発したのが、午前7時過ぎ。

   それから、
   こちらに参りましたのは、午前8時。
   
   ということは、
   只今、時間は、正午、つまり、4時間、
   延々とこの林道での撮影が続いています。

   もちろん、玉田は、
   とっくに、飽きて、車の中で、
   ポッケ~。

   昼飯は、どうするのだろう?

   山田、車から降りて、
   Wong さんに、近づき、聞いてみました。

   

Wong さん : Would you do us a favor ?
        頼まれてほしいんだけど。


山田    : Of course. What is it ?
        へえ、何ざんしょ?


Wong さん  : Generously go and 
        buy some foods for us.
               Like sandwich and coffee please.

       悪いが、
       食べ物を買ってきてくれたまえ。
       サンドイッチとコーヒー
               みたいなものを。


山田    : Sure.
        よっしゃ。


Wong さん : Thanks ! This is the
                money for three of us. 



       Wong さんは、3000円、サイフから取り出し、ゴタ
    に差し出しました。

       つまり、何やな。ひとり、1000円
    の昼飯ですわ。


《うっひゃー、贅沢でんなあ~》


   「うなぎ弁当」
   でも、買えそうだが、

   「サンドイッチ」、て、

   ゆわれたんやから、サンドイッチか、
   パンにしとかな、あかん
   やろなあ。

   天竜寺北門を通り過ぎ、
   府道まで、降りてゆきました。

   嵐山には、
   コンビニがないので、ベーカリーに
   行って、適当に、パンとジュース

    (一応、ゆわれた
     通り、コーヒーもふたつ確保)

   を買い込みます。



   昼飯を買いに行く時間も惜しんで、
   写真撮影とは、
   いったい、プロのカメラマンの脳味噌の構造は、
   どうなっているのでしょうか。

   というか、大きなカメラや、三脚を、
   一々、車にしまい込まなくてはならないから、
   こういうことに、なったのでしょうかな。

   
   そういうわけで、お昼は、林道に座り込んで、
   パンとジュースで、いただきます。
   旅にしあれば、何とかに盛るみたいな。

   
   食事時間は、わずかに20分間ほどでした。

   (いや、私には、その後も、車内で、食べる時間
    があったが・・)

   午後も、風景写真の撮影は続きました。
   気前よくバンバン写しています。

   これって、デジカメ
   でしょうねえ。フィルムやったら、高くつくぜ。


   午後3時。ようやく、終了。
   ご苦労様でした。

   機材を車に積込み、
   林道を落柿舎のほうに、通り抜けます。
  

山田 : The house is called Rakushisha. 
          A famouse poet lived there.
          Mukai Kyorai, 
     the poet produced Haiku poems.

     これは、落柿舎です。
         ある詩人が住んでいました。
     向井去来という人で、
     俳句を作る俳人です。


Wong 
さん : Umm, good atmosphere.
          うん、いい雰囲気だね。


ヾ(@^▽^@)ノ


  この辺り、あまり、
    写真撮影をお考えでは、なさそうです。

  なにせ、素人の山田、
  こういうところも、いいと思ったのですが。 

  プロは、初志貫徹のツアーがお好きなのかも。

  北山杉と嵯峨野の竹林・・・雪は残念でしたけど・・・
  それでも、京北では、かなりの雪景色を
  堪能できたのではないでしょうか。

  Wong さんは、ご満足の様子です。

  夕方、お宿、「さくら旅館」に戻りました。 
  春に、また、ご家族で、来られるそうです。
    


Wong
さん: Please give me your name card.
        We'll call you next time 
        we come back to Japan.

       名刺頂戴な。
       今度、日本に来たら、あんたを呼ぶから。 


山田 : Here it is. 
        これです。


Wwong
さん :    Thanks. And this is mine.
     おおきに。これが、私のです。      



  Wongさんのお名刺をいただきました。

  Russel Wong Photography
  と、書かれていました。

  フリー・ランサーのようです。
 

  シンガポールの話をお聞きしながら、ドライブ。
  車は、やがて、油小路花屋町の「さくら旅館」に
  戻ってきました。   


  握手でお別れです。


ゴタ : Thank you !


みなさん:Thank you !             
 


    おしまい
    ゴタぴょん
 




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