Nicotto Town


銀色羽毛のblog


文庫版、出てくれないかしら?

今回のカテゴリは「小説/詩」

「小説/詩」カテゴリで
この冬読みたい小説についてブログを書いてみよう♪

ですって。
「読みたい」ではなく、既に読みはじめているのですが、
読み終わりたいということで……。

現在、図書館から借りてきている小説。
「星へ行く船」
「通りすがりのレイディ」
いずれも新井素子さんの初期の作品で、シリーズの1巻目と2巻目です。
親本はコバルト文庫。
今回借りてきているのは昨年秋に出版された出版芸術社版のソフトカバーです。

新井素子さんのご本は、文庫に入ったら必ず購入するようにしています。
このお方、ご自身の著書には必ずあとがきを付けられるのですが、
同じ作品でも、版型が変わると(ソフトカバーが文庫に入ったりすると)、
或いは、文庫から文庫へでも出版社が移ったりすると
その都度、あとがきを書かれる方でして……。
待っていれば、きっと文庫に入ると思われるご本でも、
あとがき目当てに図書館から借り出してしまいます。


シリーズ1巻目「星へ行く船」のあとがきに拠りますと、
今回、シリーズを再発行するにあたって、しっかり校閲が入ったのだそうです。

う……っ、
ラノベレーベル作品にろくな校閲が入らないことは常々耳にしていましたが、
コバルト文庫もそう……なのですね。

でも、それならそれで、楽しみ甲斐があります。
親本と突き合わせで読んでみて、どこに手が入ったか、
ぜーんぶ、チェックしてみたいですよねっ!
表記の揺れやら、
お若かった作者の勘違いや知識不足(←意地悪)やら、
書かれた当時は「当たり前」のことでも、
現代の若い方には理解不能な(と作者が判断された)ことやら……。

今回の、作者が「決定版」と銘打つこれらのご本、文庫版は出ないのかしら……?
上記のとおり、わたしは新井素子さんのご本は文庫で揃えています
(唯一の例外は「季節のお話」)。
このシリーズだけB6判ソフトカバーでは、収納に困ってしまいます。
是非、手元に置いて、ことあるごとに親本と突き合わせで読んで、
35年の時の重み(親本出版は1981年)を実感したい!
この版も文庫で欲しいのですけど、無理なのかしら?


さて、これらの新井素子さんのご本たち、
昨年12月に図書館の蔵書になったばかりですので、
予約して順番待ち中の方がしっかりいらっしゃいます。

我が居所の市立図書館の貸し出し期間は、(通常)2週間。
1度だけ借り出しの延長手続きが出来ることになっていますが、
それは次の予約者さんがいらっしゃらなかった場合。
これらのご本たちは、昨年末に借り出していた借り出し延長可能のご本より
先に読んで、返却しなくてはなりません。

一度純粋に楽しむ為に読んで、のち、改めて
親本のコバルト文庫版と突き合わせで読み比べてみたかったのですけど、
今回の貸し出し期間中には無理そうです。
予約待ちの方がいらっしゃらなくなったら、また、借り出してみましょうかしら。


ブログ広場のイベントのお題は「小説」ですが、
小説でなくても良ければ、現在図書館からは
「ギルガメシュ叙事詩」
「カレワラ」
も借り出しています。
早くきちんとお仕舞いまで読み通してしまいたいのですが、
なかなか時間が取れません。
(先程も、我が家の要介護わんこに召喚されました。)
これらは借り出し期間延長をお願いしなくてはいけませんね……。

わざわざ車で30分掛かる図書館に出向かなくても
予約の申し込みや延長手続きだけでしたら、お家に居ながらにして出来ます。
いい時代になりました。





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