大学病院の案内システム
- カテゴリ:日記
- 2017/01/15 17:11:05
先週の水曜日は今年になって最初の受診日でした。
昨年末から大きな機械(たぶん新しい受付機かなぁと思って見ていました)が
本館入口付近に並んでいましたが、年明け後から稼働を開始していました。
機械の高さは150cmぐらいはあるのかな…。
今までの受付機と比べると縦横ともにかなり大きくなりました。
機械の近くに事務服を着た方が何人も配置されていて、クリアファイルに入った
説明書を渡しながら何やら説明をしていました。
息子に「機械が新しくなったね。診察券を入れてみてごらん」と言ってやらせてみたところ
機械の中から何と…呼び出し用の端末が『にゅぅっ』と出てきたではありませんかっ!
び、びっくりです。
http://www.jichi.ac.jp/hospital/top/news/news20161201.pdf
↑
この大きさです。
厚みは1cm弱ほどでしょうか。
この端末を一旦事務服の方に渡すとジッパー付きのビニールに入れて返されます。
ジッパー付きのビニール袋には長い紐が付いていて、首から下げることが出来ます。
「何!?これっ!?(゜.゜)」が初めて見た時の印象です。
説明所が入ったクリアファイルと端末を持ち運ぶのが邪魔です。
今まではクリアファイルだけで済んでいたので。
診療科の待合室へ移動してモニターを見ると端末の使い方が表示されていました。
その他に『個人情報保護の為に新システムに移行した』といったことが
書かれていたような?
この端末を首から下げて歩いていたら(表示側を表にして)丸見えなんですけど…。
今までもアルファベットと数字の組み合わせの呼び出し表示だったので
氏名がわかるわけでもなく、個人情報云々の心配はなかったはず…。
アルファベットも個人とは何の関係もないもので、例えば8時10分の予約で
その枠で5番目に呼ばれる方の場合だと、8時台を『A』で表し10分を『1』で表し
5番目はそのまま『5』と表示。
つまりは『A15』と表示されます。
このような数字がいくつも並んでいて、自分が何番目に呼ばれるかわかるので
私はわかりやすい表示で不満はなかったのですが。
それに新システムの呼び出し機能は診察のみが適用されるようで、採血採尿など
検査での呼び出しは今まで通りの表示方法になるそうなのです。
いずれ検査でも端末呼び出しが可能になるかは不明ですが、何もここまで
個人情報保護にこだわらなくても良いように思えるのですが…。
この端末を早速、首から下げて歩いている方を何人も見かけました。
お年寄りの方が多かったです。
トイレに入ったら個室のフック(荷物掛け)に掛けたまま出て行ってしまう事例が
多くありそうな感じがしますが…^^;
それから端末からの呼び出しなんですが、最初の2回は『ブーブー』といった音です。
振動とセットだったかな?
待合室のあちらこちらでこの音が鳴っているので、お隣の方の端末が鳴ったのか
自分の持っている端末が鳴ったのかわからない時があり、その都度バッグから出して
確認しなくてはならず面倒です。(端末を外に出していて表示が見えると嫌なので)
それから最終的に呼ばれる時は『未来予想図』のメロディが流れるので
長い待ち時間の間に何度となく聞かされることになり、この賑やかさもどうかと…。
精神科では『ピンポ~ン♪』という呼び出し音は消音にしていたのですが
新システムに移行してどうなったのか…?
来週は息子の受診予定なので確認してみようと思ってます。
先生方がご使用になるパソコンも全て換えられてました。
「いつものことなんですが、新しいシステムになって暫くの間は不評なですよね」と
主治医の先生は苦笑いしてました。
パソコンも使いづらいとおっしゃってました。
端末はご高高齢者の方に不評だそうです。
わかりづらいんですって…。
今の時期、厚着をしているので首から下げていても振動が伝わらず
呼び出し音とメロディも聞こえが悪くなるご高齢の方には聞こえないだろうなと
私も思いました。
荷物も増えるし…結構、重たいし。
システムの移行で一体どれくらいの費用がかかったんだか…。
納入業者との関係の末のシステム移行じゃないのといった声も聞かれましたが
利用者が使いやすく、医療関係者も管理しやすくなったのなら良いのですが。
端末は最終的に会計に返却しますが、ジッパーを開けて端末を出して
それらをボックスに振り分けてといった余計な作業が多くなって忙しそうでした。
端末はポンポンと投げられてボックスへ…^^;
そうそう。
ジッパーについている紐ですが、いろんな方が首から下げるので触るのが嫌です。
汗やら何やらがしみ込んでいくのでしょうし…不衛生ですしね。
使わないとダメなのかしら。。。
紐はねぇ^^;
嫌だわぁ。
待合室の会話って妙に耳に入ってくるものなんですよね。
聞くつもりなくとも…。
病状も人それぞれで回復傾向にある方もいれば、そうでない方もいますから
聞き取りをするにしても既定の紙に書いてもらうとか、書くのが困難な方や
聞き取りを希望する方にはそのように対応するとか…は、どうなのかなぁ。
中にはしゃぶってしまう子もいるだろうから(^^;
使い慣れると言うのか、だんだん変更していくと思います。
読んでいても、不評だろうなぁ・・・と思うので。
下のコメントを拝読して
母が足の調子が悪くて病院に行った時(市民病院)
やっぱり看護婦さんが、待合室で様子を聞きに来て
それを聞いていた隣の知らない患者さんが
かなり馴れ馴れしく、これはこうでこうじゃなくてはダメ!
と強い口調で言ってきて
『何様でしょうか?』と感じたのを思い出しました(^^;
なるほど…。
メモに書いておく方法ですね。
待合室で状況を聞かれるってつい最近までなかったのと、全員の方が聞かれている訳でも
ないようなので、その先生によるのか?
その辺り、わからないのですが…。
確かにシステムを変えてもらうのは容易ではないですね…。
ちなみに、私は病院で「どうですかー」と看護師さんに聞かれるとき、伝えたいけど声出して喋りたくないときは先にメモに書いて持って行ってます。お仕事のやり方を変えてくれというよりずっと楽だし、渡せばそのまま先生に行って、自分の書いたものをカルテに貼っておいてもらえるので伝言ゲームにならないからです。
新システムへの移行は事前告知がないので…今回はすごく驚きました^^;
ギリギリ変化に対応できたから良かったけれど、ご高齢者の方だけで
来院された場合は係りの方からの説明だけでは理解できない場合も
少なくなかもしれませんね…。
メロディがなったらボタンを押さないと音が鳴りやまないようなんですが
(一定時間で切れるのかもしれませんが)
ボタンの色が目立たないのでご高齢者の方は見つけにくいかも?
余計な手間を増やされて、患者さんたちの不快指数がマックス
になっちゃいますよね。
かえって具合が悪くなってしまうっての。
弱者に負担を強いるようなシステムなんかダメですよ。
意見箱に文句を書き連ねてやりたいですわ。
こちらでは再来と自動支払機での精算はかなり前からあったのですが
さすがに新患と予約なしでの受診の場合は人の手でやるので未だに
長い列ができます。
といいますか、たくさんの方が待合席に座ってます^^;
月初めの保険証確認が尋常でないほど並んでいて、毎月のことだけに
「大変だ~」と思いながら並んでいます^^;
これも人の手で確認しないとならないですからね…。
診察の順番がきてその場に居なかった時は掲示板で2度ほど番号が
ピコピコと点滅して呼び出し音がなりますが、名前をコールすることは
ありません。
但し、受診科によってなのか…その先生のやり方なのか…泌尿器科で
お世話になっている先生は常にフルネームで呼び出します^^;
そうそう!
ブログ内の最後に書こうと思って書き忘れてしまいましたが、個人情報の観点から
待合室で看護士さんが状況を聞き取るのはどうかなと思っています。
「〇〇さ~ん」と大きな声で呼ばれるので手を挙げるなり、席を立つなりして
看護士さんにわかるようにします。
席のところまで看護士さんが来られて、足元にしゃがみ込んで「どうですか?状態は?」
と聞いてこられます。
多分、診察時間の短縮の為に診察前に現在の状況を聞き出して先生にお渡しして
呼び出しをする前に先生が一読してから患者さんを診察室へ招き入れるという
やり方をしているのかなと思って見ていますが、息子の場合ですと先日の診察日では
退院して1か月の間に起こったてんかんの発作の頻度や発作の大きさなどを
全て話すことになります。
傷の状態(手術したことにも触れなければなりません)の話しも出ました。
私も息子も状態の話をすることに抵抗はありませんが、個人情報やプライバシー保護を
謳っているのであれば、前後左右にたくさんの患者さんが待っている席で
このような話をさせるのは言っている事とやっていることが真逆なような気がして…。
誰もが私や息子のように抵抗を感じない(多少は感じますが、必要な情報と思って話してます)
訳ではないでしょうし、話したくないことも多々あると思われますからこの方法を行うなら
話してもらう場所ややり方などを検討する必要があるのでは…と、思ったりです。
数年前から隣接する子ども医療センターを利用することはなくなったので
わからないのですが、あちらも新システムになっていたとすると
発達障がいのお子さんを連れて診察されている親御さんの中には
タブレットに以上に反応してしまうお子さんだった場合、厄介&面倒な事に
ならなけらばいいなぁとも思いました。
息子は感覚や音の過敏が顕著ですが、端末から発せられる音やメロディは
大丈夫だったので持ち歩くことができます。
ただ「振動が怖いからお母さんが持っていて」と言ってすぐに返されました^^;
新システム…どういう反応になるでしょうね。
ご訪問とコメントありがとうございます^^
便利になっていくのなら新システムの導入は大歓迎です。
慣れるまでに少し時間がかかったとしても、結果的に効率よくなってくれるのであれば…。
ですが、今回のシステム変更はどうしてなんだろうと思ってしまうんです。
慣れていけば「このシステムも使い勝手良くて便利なものだわ」と思うようになrのだろうか?
今の段階では思えない気がしてならないのですが…^^;
数年して今回のシステム変更は芳しくなかったとまた…変更になっていたりして?
失敗が合っての成功ならそれも仕方ないですが、正直 端末を持ち歩くのが面倒です^^;
長い待ち時間の間、その端末を使って色々と検索できるのであれば話は違ってきますが^^
こちらでは、そういう端末は見たことがないですが
受付が、以前は窓口に並ばなくちゃいけなかったのが
1年ぶりに行ったら診察券と予約券だけで再来は全部受付ができるようになっていて
精算も自動精算機が導入されてました。
おかげで待合室はかなり混雑が緩和されてました。
端末を使った呼び出しか~。
それだけ「呼んだときにそこにいない患者さんが多い」ってことなのかな。
あ、いや……
順番が来たときに名前を呼ばれると、そのことが個人情報漏洩になる、っていう心配か。
う~ん。
個人情報は確かに大事だけど、
ついていけない患者さんも少なくない気がしますね。確かに。
なんか刑務所じゃあるまいし、番号で呼ばれるなんて屈辱的だと思いました。スーパーのフードコートみたいな呼び出し機だし、不味い料理みたいな、ヘタクソな診療されろうな不安をかこつシロモノですよねぇ。。。個人情報管理について根本的に勘違いしてるからこういうことが起きるんですよね。。。
ITに携わる身としては技術の進歩は喜ばしいことですが、利用者からしてみれば、使い慣れてるものが変わるわけですから、変わらないで欲しいものなんですかね。
年初め間もない診察だったので大変な混みようでした。
端末が足りない…なんて事にならないようにたくさん用意してあると思いますから
費用の面でかなりかかったのかなぁ^^;
その端末だけで何百台も必要だったでしょうし、大病院はお金あるんですね。