カレンダー難民 前篇
- カテゴリ:ペット/動物
- 2017/01/14 23:39:37
我が家のわんこは、この春のお誕生日を迎えると19歳になるお爺ちゃんです。
ただし、野良さんの生んだ仔を(人間が勝手に)うちの子にしましたので、
正確なお誕生の月日を知る者は居ません。
わんこはずっとかくしゃくとしていたのですが、
昨年の1月のとても冷え込んだ日、とうとう倒れてしまいました。
ついその前日まで、元気にお散歩していたというのに。
看病の末、一命は取り止めましたが、
後ろ足が立たなくなり、身体も歪んでしまいました。
自分でお水や餌のある場所まで移動出来ないので
口元に持っていってやる必要がありますし、
普段寝そべっている場所では用を足したがらないので、
「催してきたよ」と訴えたら、しかるべき場所に運んでやって、
済んだら元の場所に戻して後始末をしなくてはいけません。
飲み食いするのも、用を足すのも寝そべったままです。
じたばたして姿勢を自分で変えることはまだ可能ですので
褥瘡の出来る心配は当分無さそうですが、
じたばたした結果、自分の身体で自分の脚を敷いてしまって踏ん張れなくなった等、
辛い姿勢になったままで身動きが取れなくなり、助けを呼ぶこともあります。
現在は耳も聞こえないし、目も白濁してほとんど見えてないようですが、
鼻はきちんと利いていますし、基本的に身体自体は健康で、
今日も元気に介護生活が続いています。
訴え方で何をして欲しいのかすぐ判るときもあれば、
思いつく限りのことをしても鳴き止まないときもあります。
真夜中に鳴き続けられると困りますので、母と分担して不寝番をします。
母もわたしも、もうずいぶん長い間、慢性的寝不足の状態が続いています。
さて、今の老わんこは我が家で買う2匹目君で、
初めてわんこを飼い始めたときから通算すると、四半世紀をゆうに超えます。
その間、ずっと同じ獣医さんにお世話になっています。
獣医さんは患畜の飼い主さんに毎年、壁掛けカレンダーを下さいます。
にゃんこの飼い主さんには仔猫の、わんこの飼い主さんには仔犬の、だそうです。
我が家が貰ってくる仔犬の壁掛けカレンダーは、ずーっと、
わたしが貰って自室に掛けていました。
昨年、母は、倒れた後のわんこに狂犬病の予防接種を受けさせませんでした。
確かに、もう、
他のわんこと交流するのは無理なような気がしますが、いいのかしらん?
すると、今年分の仔犬の壁掛けカレンダーは頂けませんでした。
なるほど~、そういった基準で、ご挨拶に配るカレンダーを準備されるのですね。
さて、どうしましょう?
来年(←貰えないことが判明した時点で)の自室のカレンダーが有りません。
このお話は「カレンダー難民 後篇」へと続きます。
前半と後半で、明らかにお話のカテゴリが違ってきますので、
それぞれに分けた方がいいかな、と思いまして。
け……決して、
0時を回る前に到底書き上がりそうにないから、だけじゃないんだからねっ!