ジジババ向けPCの発想を変えてくれー
- カテゴリ:パソコン/インターネット
- 2016/12/13 08:23:17
亡くなった伯父の後片付け、トンデモないモンが見つかった。
某社のWi-fi 端末を契約してやがる。亡くなる2週間前に届いてた。
はー……本題はこれではない。無料でついてきたネットブックとやらである。
小型のノートであるが、Win10、タッチパネル操作のできるタイプである。
HDD容量を見て驚いた。32GB! ……SSDタイプっすね。
高度なモンを80過ぎのジジイに売らないでくれんもんかな。以下、爺の戯言。
スマホ全盛の時代ではありますけどねー、キーボードの方が爺婆には分かりやすい。
見当識喪失しないため、今自分が「何」やってて「どこ」にいるのかハッキリ理解したい。
分かんなくなったらチャラにして初期画面に戻りたい。などなど。
そこで考える。私は以前、Knoppix という軽いOSを活用した時期があった。
ぶっ壊れかけたWindowsマシンからデータ救出するのがメインだったが、
コレ、十分メインOSとして使えるじゃん、という感想も抱いた。
ジジババのやりたいこと? まあ、Web閲覧と調べもの、メールとネットショッピング。
文書やハガキ作成と簡単な表作り(住所録)と写真整理と印刷、この程度。
メイン画面にこれらのアイコンが並んでて、すぐ使えるのが理想である。
MS Office なんていらないの。オープンオフィスで十二分です。
できれば初期設定で、データの収納場所を決めておいてくれるとヨイ。
写真はココ、文書はそっち、表はアソコだよ。本棚的な分かりやすさが大切なのです。
あと、余計なソフトをプリインストールするな。特に年賀状作成ソフト。
あのソフトで何十万の爺婆が苦心惨憺してるか知ってるか? 必要ないわい。
写真整理ソフトも音声認識もサポートも一切不要。断捨離PCを目指してくれ。
どうせ入れとくなら、終活に関わる簡単なソフトを作って入れておけ。
遺言書のフォーマットとか、連絡先一覧とか、遺品処分明細とか。
遺族に少しでも楽させてくれよー(切実に思う)。
更に重要なのは『パスワード不要』であること。爺婆の個人情報保護なぞ不要だ。
どこにも控えがなく、PINコード4桁を探りあてるのに何日かけたと思ってんだよ。
スイッチ入れればすぐ動く。PCなんぞ家電品だ。そうでなければイケマセヌ。
こういうPCをセットにして Wi-fi 端末と一緒に売ってくれれば、皆幸せになるのに。
多芸は無芸に通ずという言葉を知らんのか。単機能バンザイである。
お願いだよ業者さん、被害に遭うのは遺族なんだからさー。考えてくれよー。