入院18日目(覚書)
- カテゴリ:日記
- 2016/12/04 22:04:55
4日(日)。
日曜日なので主人も休みで家にいる。
息子の体調が落ち着いていることもあってか「病院に行くのは午後で良いかなぁ」
と主人が言うので、面会時間の1時に合わせて一緒に家を出ることにした。
午前中は庭の手入れ。
私も家の用事がほとんどできずに気になっていたが、主人も庭のことが一切できず
気になっていたのかもしれない…。
数日間、義母から電話はないが先週までは主人に何度も電話があったらしい。
言う事はいつも同じような内容。
「〇〇と変わってあげたい。あたしなんて死んだ方がいいんだ」
というこらしい。
その都度、声を荒げないように静かに話すように心掛けているそうだが
正直、切れそうになるという。
聞きながら「うん。そうだね…。わかるよ」と思った。
自分のことを気にかけてほしくて、ありとあらゆる言葉を並べる義母。
でも…私たちも一杯一杯なのだ…。
今はこれ以上のことは出来ない。
話しは戻る。
病室へ1時過ぎに着く。
息子は眠っていた。
看護士さんに確認すると発作はないという。
声をかけると目を開けたが、何となく顔つきが『ぼぉ~』としているような
目が腫れているような。
しゃんとしない顔つきをしている。
新しいDVDを持って行ったのでつけてみる。
起き上がって見だしたので主人と私も一緒に見る。
途中までは見ていたがため息をつくような仕草をしたり…飽きたような表情をしたりで
昨日までの元気な息子と様子が違うように感じる。
そう思いながら息子の様子を観察していたら軽い発作のような状態になった。
短時間で2度ほどそのような状態になった。
そして寝入ってしまう。
看護士さんと主治医とペアになっている若い先生が部屋に来られたので
発作らしきものが2度あったことを伝えた。
その後、起きだしたと思ったら「トイレ…トイレ!我慢できない」と言い出し
大慌てで用を足した。
戻ってきて落ち着くと思ったのだが…逆だった。
やはり様子がおかしいと思いながら見ていた。
発作らしきものが出始めた時に熱が上がっていたようだ。
段々と顔が火照って赤くなり、手は冷たくなっていた。
念の為、熱を計ると39度以上ある。
ナースコールをして熱があることを伝えた。
先ほどの若い先生が部屋に来られたので、ホルモン剤の増量が必要ではないかと
話しをし、追加で出してもらうことになった。
(コートリルというお薬は熱が1度上がると+1錠服用を増やすよう内分泌の先生から
説明を受けている為)
間もなく夕食が届けられた。
今日に限って珍しくお肉料理。
タンドリーチキンだったが顔を真っ赤にして横になっている息子に食べられる
はずもなく…。
いや、食べさせたら吐かれてしまいそうで怖い。
15分ほどして下げさせてもらった。
18時頃、コートリルが部屋に届けられたので息子に声をかけて上体を起して服用させる。
それから1時間後の19時にてんかんのお薬を服用させた。
面会時間の20時まで主人と一緒に息子の様子を見ていた。
少し息が荒いが眠っているので「これ以上ここにいたところで仕方ないよね…」と
帰ることにした。
病室を出て看護士さんに挨拶をして病院を後にした。
明日は早めに病室へ行こうか…。
熱が下がってくれることを祈るばかり。
そして、てんかんの発作も落ち着いてほしいと思う。
が、こればかりはどうにもならいのだろうな…とも思う。