Nicotto Town



入院14日目(覚書)


30日(水)。

今日も娘には自転車で登下校してもらう。
生協さんの配達日なので注文書を出しておく。

10時頃に病室へ行くと息子は今日も眠っていた。
看護士さんから脳波の検査は受けることが出来なかったので、明日の午後に
再度…となったとのこと。

昨夜は発作はなかったものの夜中にまた吐いてしまったそうで。
靴に少し汚れた付いていたので「もしや…」と思ったが、やはりそうだった。

朝食のパンは全て食べたが、おかずとヨーグルトは完食とはならなかったよう。
11時半頃に昼食が運ばれてきた。
声をかけて起してみたが「う~んっ」と声は出すものの目を開けることもしない。

少し時間をおいて再度 声掛けする。
腫れた瞼が少し開いたので「お昼ご飯がきているけれど、食べられる?」と聞く。
「おなか…空いてない」と言う。
結局、全く食べずに下げた。

朝食後に眠ってしまったので朝のお薬を飲んでいないという。
お昼の薬と一緒で問題ないと言うので全て飲ませた。
それから朝の分の仕上げ磨きを一応しておいた。

薬を飲ませると横になりたがり、目を閉じ眠りに入っていく。
だるくてなのか、気分が良くなくてなのか…。
それともてんかん発作の関係でそのようになるのか…。
ただただ横になって眠っている。

4時半頃「トイレ…」と言って起き上がったので、部屋の前の共同トイレに連れて行く。
多少のふらつきはあるが自力で歩いて行けた。
便座に座らせて少しすると体が右方向へ回っていく。
だが、することはしている。
声掛けしても反応はない。
そういう状態でも用を済ませれば立ち上がり、下着とズボンをあげようとする。
何とも不思議…。
見ようによっては拗ねて親の問いかけを無視しているように見える。

主人も同じ印象を持ったようで、てんかん発作なのか…でも、ワザとではなさそうだと
昨夜も2人で話し合ったのだった。
主治医の先生にも手術前には見られなかった行動だと話をした。

部屋へ戻りベッドへ座らせる。
「横になりたければなってもいいけれど、起きていられるのならそれでもいいよ」
と息子に話しかけるが反応がないまま横になり…また、寝入ってしまう。

6時の夕食が届けれられるまで寝入ったまま。
息子との会話は全くない。
昨日と何の進展もない。
ただ、発作とわかるような発作がなかったのは救いか…。
「夕食が届いたけれども食べる?どうする?」と声をかける。
すると、ムックと起き上がった。
「食べる…」とのこと。
量的には少なかったが、ご飯と白身魚を少しずつ食べた。

その後、歯磨き。
仕上げ磨きもして夜の分のお薬を全て飲ませた。
成長ホルモンの注射もした。
夕食の途中で主人が来た。
今日の様子を伝えると「どうしてなんだろうな…」と心配そうだった。

夕食前に回診で主治医の先生とペアの先生と学生さん2名が来たことを伝えた。
先生から息子の今日の様子について、特に説明などはなかったことも話した。
(昨日の話しでは、このままの状態が長く続くとは思わないと言われている)
ペアの先生から「明日の脳波の検査ではお母さんに付いていてもらいたい…」と
言われたことも説明した。
今日の検査では部屋で行く用意をする段階から機嫌が悪く、検査を断念したらしい…。

19時半になり私は病室を後にした。
20時に帰宅。
主人は消灯時間近くまで病室にいて21時過ぎに帰宅。
明日はもう少し元気になっていてほしいと切に願う。





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