入院10日目(覚書)
- カテゴリ:日記
- 2016/11/27 00:27:01
26日(土)。
まずは昨日(25日)のことから。
書きかけのブログが消えてしまったので。
昨日の午後、主治医の先生と学生さん2名に付き添われICUから脳外科病棟へ移った。
手術当日(25日)の朝から何も食べていなくて「お腹が空いた…」とICUのベッドで
小さな声で言っていたが、少量の水を飲んで吐かなければ夕食から食べて良いとのこと。
病室で看護士さんが注射器で水の量を計りながら息子に飲ませていく。
「はい、まずは2mmね~」と口の中に入れる。
飲み込めた。
「じゃあ、次は3mmねっ」と再び口の中に入れる。
飲み込めた。
「それじゃぁ、4mmいくよ~」と口の中に入れた。
飲み込めた。
この作業を立て続けにやっていくが、1日半以上も何も口にしていないところに
早過ぎないかなぁ
と思いながら見ていた。
4時半過ぎ。
そろそろ娘を迎えに行かなければ…と、時間が気になる。
この日は前日の雪の影響で路面が凍っていた為、学校まで主人が送っていったのだ。
だから帰宅も迎えが必要になってしまった。
水が飲めるか見届けてから出かけたかったので、娘に送れることをメールする。
看護士さんに1時間半ほど出かけて来ることを伝え病棟を後にする。
帰宅の混雑が始まってしまい病院へ戻ったのは2時間後だった。
主人が会社から直行して病室へ来ていた。
「少し前に飲んだ水を吐いちゃったそうだから、夕食は食べられないそうだよ」
と言う。
あんなに少ない量の水でも受け付けなかったのか…。
やはり長時間の手術と1日半も食べていないことで、胃が少量の水でも受け付けなく
なっていたのだろうか…。
と考えていたら、私が出かけた後で500mlのペットボトルの水を1本
飲みきっていたそうだ。
最初は息子が部屋に置いてある水を勝手に飲んでしまったのかと思ったが
何本もの管を体に付けている状態で取れる訳がなく…。
主人も「自分で取れる訳ないでしょ…」と言う。
となると喉が渇いた息子がナースコールして飲ませてもらったというのが
一番しっくりいく。
でも…もしもそうだとしたら『飲ませ過ぎでしょう』と思ってしまう。
きっと『ゴクゴク』と飲んで空気も飲み込んでしまったのではなかろうか…。
食事は明朝からになったので食後と寝る前のお薬を服用させて帰宅した。
今日は主人がお休みで午前中から病室へ行ってくれた。
私には「今日は俺が行くから家でゆっくりとしていて」と言ってくれたが
夜の注射は主人はやったことがなく出来ないであろうから、16時頃に病室へ行く。
主人に今日の様子を聞くとてんかんの発作を2度ほど起こしたと言う。
1回目は主人が病室へ到着する前。
2回目は15時頃。
寝入るように発作が始まったらしい。
主人と話している最中も何度も発作が起きた。
今の今まで元気に話していたのに、話が止まったと思うと寝入るような感じの
発作が始まる。
短くて良かったと思っても、すぐに次の発作が始まる。
波があるようだ。
19時頃に起きた発作の後で頭痛を訴えた。
痛み止めの点滴は8時間おきにやってくれているとのことで、次の痛み止めの点滴は
22時だという。
それまでは錠剤の鎮痛剤で痛みを緩和することに。
発作が起きてしまうので帰るに帰れず、消灯時間の21時までいて病室を出た。
主人は私が帰宅した後も少し残り、その後 帰宅。
帰りがけに本屋さんに寄り、電車のDVDを買って来てくれた。
明日、忘れずに持って行ってあげようと思う。
今日は着替えをたくさん持ち帰った。
午前中に吐いてしまったのと、午後にお着替えをしたからだ。
今夜中に洗って室内干しをし、出来るだけファンヒーターで乾かしておかないと
明日の朝に持って行くことができない。
帰宅後にまずは洗濯をする。
明日は主人に2台の車のタイヤ交換をお願いしている。
昨日、ディーラーに連絡して予約しておいたのだ。
予約で一杯なのを覚悟で電話したが、空いている時間帯があり助かった。
そんなこんなで明日は私ひとりで病室へ行くことになる。
発作が心配なので出来るだけ早く行ってあげたいと思う。