アラキの大冒険part2第2章 その④
- カテゴリ:小説/詩
- 2016/11/07 05:53:13
アラキの大冒険part2第2章 その④
「この先にあるのは都市部で使われている物ほど
そんなに複雑でもないです。なんせ真上に
ワープさせるだけの凄く簡単な物ですから。」
そう言いながらフィルトは苦笑した。
(いやそれでも現実世界では
十分凄いんだけど・・・。)
僕はアノートとフィルトの2匹の会話を聞いて
素直にそう思った。
「まあどちらにしろボクを倒さなければ進めません。
話はこれくらいにして勝負と行きましょう。」
こうして僕達とフィルトとの勝負の火蓋が
切って落とされた。フィルトのサイコキネシスに
苦しめられたが、フィルトに効果抜群の悪タイプの
技でダメージをどんどん与えて行き遂にフィルトを
倒したのだった。
「参りました。ボクに勝てた実力を認め
ゲートを開きましょう。」
そう言いながらフィルトはマグナゲートの間に
続くゲートを開いてくれた。
「この先にあるマグナゲートに乗れば次のステージへ
ワープできます。どうぞお気をつけて。」
そう言いながらフィルトはマグナゲートを使って
僕達の前から姿を消した・・・。
アラキの大冒険part2第3章に続く