歳とともに寒いのが苦手になってきた
- カテゴリ:日記
- 2016/11/01 19:50:38
いやー寒いねー。
朝晩は一桁前半になることも少なくないよこの田舎。
この地方、冬本番には例年通りの気温、気象になるらしいけどホントかしら。
といっても去年がだいぶ暖冬だったので、落差は激しそうだけども。
さて、冬も押し迫ったこの季節、大いに不満なことがある。
どうして、雪国仕様のファッション雑誌を売っていないのか。
(人口比で考えて売り上げを見込めないから、なのは分かって言っている)
私の住むこの町は、半端な雪国である。
北海道ほどの極寒ではなく、新潟山中ほどの豪雪ではなく、
でも確かに真冬は朝に晩に除雪作業に追われ、
ひと冬に何度かは雪国仕様のはずの水道管が凍る。
そんな東北の片田舎である。
当然、冬に最適な装備は分かっているつもりである。
コートには撥水スプレーを念入りにかけ、前をしっかり閉じる。
フードは被るためにある。帽子は頭に積もる雪を避けるためにある。
ストールは首から冷気が入らないようしっかり巻く。
手首足首から忍び寄る冷気に対しても防備は抜かりない。
雪国ブーツの底はがっつりグリップが効かなければ意味がない。
凍った路面に高いヒールなどはもってのほかである。
ブーツがロングなのは、膝上までの雪に対抗するためである。
……なんか堅苦しい感じの主張になったな。
えっと、とにかくそんな雪国仕様の完全防備と、
ファッション誌に出てくるようなシャレオツないでたちが
真っ向から相反するわけですよ。
私だってコートの前を開けてさらっと羽織りたい!
雪国ブーツ……っていうか言っちゃえば防寒長靴じゃなくて、
かかとのあるカッコいいショートブーツとか履きたい!
なんでこの季節に袖をまくって抜け感とか言ってるのこのモデルさん!
ああうらやましい。うらやましいけど、雪国に住む限りそれは叶わない。
(実用性を犠牲にしてそういう格好する若い方もいらっしゃいますが)
(でも正直、何の変哲もないトレンチコート姿で決めた若い女性が
「オシャレすぎて」ちょっと浮くくらいの田舎なのであるよ)
だから逆に、そういう雪国のもっさい田舎者をさ、
ちょっとでもそれなりにオシャレにしてくれるファッション雑誌とか
ちょっとでも防寒を楽しくしてくれるオシャレ長靴とか
もっと出てくれたっていいじゃないですか、と強く主張したい。
しまむらやユニクロでいいから(そもそも田舎にはそれくらいしかない)
本格雪国ラインとかを出してくれやしないか。
八頭身のモデルさんでも、完全防備の田舎者ルックはオシャレに着こなせるのか
誰か試してみてくれてもいいではないか。
なんてな。