Nicotto Town



あのねぇ、イベントで助け合うのは当たり前なの。


私達北海道の人達はね、
細かい事は目をつぶって助け合うのは当たり前なの。

明治維新が在った訳。

其処で徳川方は突然逆賊になってしまったの。

新撰組だって、京都で天皇家を守るために
京都の治安を守ろうとしていた訳。

まあ、色々在ったけど。

でね。明治維新で徳川方が負けたでしょう。

日本全国の徳川方の侍が納得できないまま
いっぱいいる訳。

其処で北海道に屯田兵として
其々の藩の侍に開拓させる場所を
与えた訳。

だからねぇ。
北海道は元は侍の家と言うのが多い訳。

ドンだけ苦労したのかは「北の零年」を
見れば解るけど。

でね、着物ルール位は伝わっているわよ。
だけどね、助け合わなければ。
多少の事は目をつぶらなきゃ。

祖母の代までは年中着物をきているから
喪服も訪問着も小紋も夏用が在ったよ。

でも母の時代は戦中が戦争。
そんな贅沢はできないけど。
でも大正ロマンの素敵な映画で見る様な
縦じまの着物とか、色々在った。

母方の家は大工で北海道開拓で大工は
仕事が多くて大正時代まで金持ちだった。

だからかなりの着物や道具を持って嫁に来た。

でも戦後なので嫁に行くにも持たせられない人が
多かったので、色々かしてあげていた。

本州の田舎の古くからの家の人には解らないだろうけど。
そんなの当たり前だった。

私達は侍のプライドは捨てないけど
着物のルールは守るけど、
貸して助け合うと言う事は暗黙の了解だった。

そしてこっそりと風呂敷に包まれて
帰って来た場面を見ていた。

附下が出来たのも知恵でしょう。

絵羽織もそうだし、色無地に縫い付け紋で
正装になったじゃない。

更に名古屋帯に銀糸金糸の模様が付けば
訪問着にも使える。

裏紋もあるし、今はレンタル紋もある。

もっと其の辺りは広い心でと思う。

六文銭とか、雀が向かい合っているとか、
そんな特別な家の紋なら別だけど。

我が家何か、一度しか着て無い振袖が3枚も在って
どうするのと言う感じ。

よその家はどうしているのだろう?
カビと凄い箪笥の籠り臭がしている。

私の為においおいと用意した色々な着物で
サイズが解りやすく言うとMで一度も着てない奴。
母が着物を所謂イベントでは着て行く人だったので
大量の母の着物。
それらをやっと嫁と娘に別けた。

母が体型が変わってから作った物は
今の私が着れるので残した。

本当は祖母の着物が欲しかった。
祖母は年中着物の人で
私が着物をたたむ役をやっていた。

祖母が出かけておしゃれ着を普段着に着替える時に
脱ぎ捨てた着物を私がたたんだ。

気に言った着物が何枚も在った。
祖母におねだりすると「お前にゆずるよ」と言ってくれた。
母が無くなって、家の整理の時に探したが無かった。
祖母の無くなった後に誰かが貰ったのだろう。

其れでも残っていた何枚かを持って来た。

此の間、洗いにだしたがカビが酷くてもうだめだとの事。

(@0@)年に一回は虫干しをしないとダメだそうだ。

其れまで全ての着物を虫干しにしていなかった。

一枚だけ帯が何とかなるかもと言う事で
あれだけたたみ役をかって出ておねだりしたのに
何にも成らなかった。がんばったのにぃ。(T~T)


まあ、長々と幾つにも渡って何が言いたいのかと言うと
「北の零年」の時から私達は日本人のアイデンティティと
言うか、侍の家の何かを持ち続けるのと臨機応変に
機転を生かして助け合って生き延びようと言うのが
伝えて行こうよ。

私はこっそりと我が家から風呂敷に何枚かの着物を
持って行って、暫く立ってこっそりと風呂敷に包んで
返ってきたのを戦後の子供時代に見ている。

要するに嫁に行く時に用意する訪問着、留袖、喪服の内
たりない物を我が家に嫁入り道具の中に入れるのに
見せ着物として貸してあげた。
そして何か月か立って返して来たのだ。
実際に必要な時は貸したりした。
どうせ、一生に一度とかしか着ない。
其の内、体型が変わって着れなくなる。
私など、自分の為に作って訪問着は
実際は体型が変わって別の人が着たり、
娘がきたり、嫁が着たりした。

第一母の名古屋帯を私がもらったんだけど
肝心の模様がおたいこに来ない。

もう大好きな名古屋帯だから娘にも嫁にも
あげれないで欲張って何枚ももっているけど。

其の内決意をして娘や嫁が買う前に渡さないとと思っている。


戦後に頑張って後にバブル時代が来たけど。
また不況になって日本が困った時は
お互いに臨機応変にやろうと言う事なのね。

詰りどうしても譲れない着物のルールはあるだろうけど。
其の位はと言う程度の時は
着物ルールを言って会場に入れないと言うのは
「意地悪」なだけだよ。
ちょっと工夫すれば何とかなったと思う。
着物のルールに関して言うけどと言う事。

まあ、日本人にだけ必要な事だけど。
他の国の人には関係ないけど。




月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.