Nicotto Town



前の前の続き。


例の着物のルールの話。
私ねぇ、其のホテルでやった新年会に紬と普通の名古屋帯で来た人を
「それじゃ、会場にはいれないわよ」とか「格が違うでしょ」と
言った人達ねぇ。
確かに言っている事は解るわよ。
でもねぇ、「ホテルで開く祝賀会」と言うのなら
其のお祝をする人に失礼だと思うのよ、
で、結婚式とか、入学式、卒業式とか、言うのだったら解るわよ。
でもねぇ、自分達で幹事がいて開く新年会でしょ。
帯で格を上げれば準略礼装程度には見ても良いと思う訳。
で、見れば無地に見える紬の小紋だったのよ。
べたべたと可愛いお花が全体に付いている小紋じゃ無かった訳。
無地だったら、鮫小紋でも紋を付ければ礼装に成るしね。

だから、誰か袋帯を貸してあげれば良かったのよ。
そして訪問着をきているんだから、名古屋帯でも金糸銀糸の模様が
後にちょこっと入って居ればそれで訪問着でも礼装になるでしょう。

其の程度の知識は大目に見ると言う着物の知識は在っても良いと思うのよね。

で、椅子にべったり後ろを見えない様にして座って、移動する時は
何時もの訪問着仲間が後ろを見えない様に移動すれば良いじゃない。

せっかく来たんだから、皆で出席できる様に其処は協力して
誤魔化せば、後の雰囲気もずっと良くなったと思う訳。

其の程度の機転って皆でやるんだからと思ったわけ。
其れで其の着物集団の所へ行って頼んだのよ。

だけど誰も知らんぷり。
そして何時も幹事をやる仕切っている人にも
頼んでくれと言ったんだけど、曖昧な態度。

あのねぇ、だからぁあ、自分達でやるホテルでも「新年会程度」なの。
詰りホテルでやる「誰かの祝賀会」とか「結婚式」とか「入学式」とか「卒業式」じゃ
無い訳。
応用が利くメンバーでしょと言う事なの。

私ねぇ、もっとレベルが高い人達とのパーティに出るけど。
つまりねぇ、あのコナンに出てくる金持ちの御爺さんの様な
パーティに務めていた会社の都合で行かされる事が在るけど。
総絞りの訪問着なんか着て来る人が居るけど。
詰り、洋装でも肩を出すロング手袋をしている人もいたり。
指輪も凄いけど。
明らかに会社の命令で出席したと思われる私にも親切で嫌な思いをした事は無い訳。

私も解っているから、夏でもあの芸人と離婚して歌舞伎の人と結婚した女の様に
足の先が見える靴は履いて行かないし、ヒールの高い靴は履いて行くし。
会社から直通でもスカートは別珍(ビロード)に取り替えたり、
ブラウスの上に偽物の貝パールだけど真珠のネックレスをしたりと
事前に用意をして行く訳。
でも、明らかに場違いで見劣りをするけど。
会社の命令で着ているのは解るから・
知った人は誰もいないのは解るから。
誰か彼かが声をかけて「食べている?」とか「飲み物を持ってきましょうか?」
何て言ってくれるの。
これが、成り上がりじゃないと言う事。
つまり、其処に居る主催者も私の様に会社の命令で参加しているんじゃない人は
正に商工会のお偉いさんとご婦人たちと言う事。

其処で兎に角会社が私の参加費を出して居るんで
会社の名前を出席名簿に書くのが仕事で、
後は食べるだけ。パックに詰めてかえれないのよ。
私のお腹に入れれるだけ入れる。
目立たない様にして、食べれるだけ食べると帰るだけ。
で、コインロッカーに会社の持って行った大きなバックを取って
帰るだけ。(会場には小さいバックで行くの)
詰り最低限の準略礼装をしていれば受け入れてくれるのよ。

会社に着て行ったタイトスカートがどんな高級ブランドのでも
其れより安い別珍の方が格がうえなの。
後夏でもサンダルに見える様な前の開いた靴はダメ。
次にヒールの高さはピンヒールの高さ。
更にコサージュか、真珠のネックレスを貝パールでもつける。
ブランド品でも銀のペンダントはダメ。宝石ならいいけど。
バックは小さいセカンドバック。
だから事前にスカートとネックレスと小さいバックは入れて行く訳。

其の程度の本当に最低限のルールを守ってます程度でも。
時々声をかけてくれたりする訳。
其処が成金になったばっかりじゃない、余裕なのよ。
つまり、向こうも礼節を社交辞令な態度を取ってくれる訳。

なのに、たかが自分達主催のホテルでの新年会で
確かに紬でも小紋で普段着だけど、
其処は気を利かせて誰かが袋帯を貸してくれれば
無地に見えるので其の程度で出席させてあげれば良いじゃない。

そして訪問着でも金糸銀糸の模様が後ろにちょこっと入っているだけで
格が上がって略式礼装程度に扱ってくれるし、
帰っておしゃれにも見えるんだから、
イスに座って居れば解らないし、事情が分かっている人は
見て見ぬふりをしてくれるのだから。
其の位、幹事の人が頼んでくれるとか、
着物を着て来た人達の中で誰かがさっと取り替えてあげれば良いじゃない。
帯なんか私がいくらでもやってあげるわよ。

自分では出来ないけど娘には着せられるから。

そう言えば妹の結婚式の時に別の結婚式会場の人達で
一人の人の留袖が見事で「見事な留袖ですね」と唖然として
見ていたら、隣に居た人が帯が曲がっているわよって言って
直してあげるとトイレに。
私も偶然トイレに・・・。用を足して手を洗っていたら
帯を解いちゃって、あら私、結べないわって解いて
其の儘行っちゃったの。

私は其の時帯は結べないので、
母が出来るので母を呼んできましょうか?と
行ったら自分で出来るので良いと言うの。

でも、出来そうもない訳。

私、慌てて母を呼びに行ったら、
母はずっと其の人達を見ていたらしくて
行かなくて良いと言うの。

で、誰かが母に何か在ったのかと聞いていたけど
母は隣の結婚式上でごたごたしているのを
私がホテルの専門家に髪を直して貰っている間見ていたわけ。
で、私にこっちに来てなさいって。
貴方を守らなきゃならないからと
此処からそっちに行ってはいけないって。

で、親戚の人に此の子は余計な事に首を突っ込むからと。
私が隣の結婚式場のゴタゴタに首を突っ込まない様に
見張らせたのよ。
もう、つまんないんだから。
で、妹まで私を見張って、こっちに来てなさいと言って。
母は廊下でこっちの結婚式の招待客が
隣に行かない様に仁王立ちになって鬼の様なかおをして
通せんぼ。

何か、凄い揉めて居たみたい。
で、後で聞いたら、片方の人のが貧祖で
片方の人が豪華で豪華な人達が馬鹿にしたので
両方の親戚でもめたんだって。

こっちは皆和気あいあいで、
私の娘なんかおたふく風邪が治ったばっかりで
少し膨らんだほっぺで写真に写っているし。
良い思い出だと言うし。
娘はぐずってもみんなが笑ってまた和やかで。



だって、私が太って昔用意してくれた自分の留袖が着れないで
寸前で大騒ぎだったんだから。
母は慌てて脱いで、祖母のを捜し始めるし。
其の大騒ぎが私は自分で着付けが当時は出来なかったので
母が急いで母のを着せて、それから急いで祖母のをきて、
で、私は足袋が太って履けなくて、留袖を着て胡坐をかいて足袋をはいたら
美容院で揺って貰った髪が崩れて来て・・・。
式場に付いた時に髪も乱れて疲れ切った二人が。
で、皆がどうしたの?って。
母が自分が着物を着ている時に胡坐をかいて足袋を履き始めてと。
その話で皆が大笑い。
で、向こうのお婆さんがそれで前がそんなに着崩れをと
直してくれて。
まだ時間が在るからホテルの美容師さんに
頭を直しておいでと皆が行ってくれて。

待ってる間にそれぞれ挨拶をしたり
和やかに話ができていて。
仲良しになっていて。

妹も向こうも良い結婚式だったって。




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