アラキの大冒険part1第4章 その④
- カテゴリ:小説/詩
- 2016/09/23 21:13:21
アラキの大冒険part1第4章 その④
(うわっ・・・・・・マニューラ!?)
突然何所からともなく現れたマニューラに
僕は、びっくりして飛び上がった拍子に
尻もちをついてしまった。
「俺の名はクロノール!」
僕の目の前に飛び出してきたマニューラは、
僕にそう名乗った。
「お前・・・アラキだな?」
そう言ってクロノールは迷わず僕を指差した。
(ど、どうして僕の名を!?)
「そ、そうよ!なんで貴方がこの子の
名前を知ってるのよ!!」
アノートが驚きながら僕が、クロノールに
聞こうとしたことを訪ねてくれた。
「シザクから聞いたのさ。
あいつは俺の仲間だからな。」
クロノールは以前僕達の前に現れた
シザクの仲間だと言った。
「シザク・・・あの時のハッサムの仲間ね・・・!」
アノートがそう言った。
「俺の目的。それはアラキ、お前を
誘拐することだ。」
彼は僕達を闇討ちして僕を誘拐しようとしたのだった・・・。
アラキの大冒険part1第5章 その①に続く