Nicotto Town



昨日


仕事から帰って5分位の時にチャイムが鳴って父が「開けてくれーーー!」と訪問してきた。それも喪服で雨に濡れて。いったいどうしたのかと聞くと知り合いの葬式に行ったがまだ亡くなったばかりで葬式ではなかったとのこと。早とちりもいいところだ。車を駅前に止めてタクシーで現場に母と共に行き帰りのタクシーが捕まらなかったので歩いてここまで来たのだが雨が降って来て母が歩けないといったので隣町の他人の家の軒先に母を置いて一人でよろけながら来たとのこと。車で一緒に母を探したがすぐには見つからずぐるぐる回っては見たが別々に探そうという事で私は自転車、父は歩きで付近を探した。結局私が母を置いたと思われる場所で見つけることができたのだがその時の母の様子は何も手に持たずおかしな格好をして立っていた。軒先においてある他人の自転車に乗って帰るという。とんでもないことだ。他人の物を拝借してまでも歩きたくなかったようだ。私の自転車のサドルを低くして載せてはみたがスカートであったためうまく運転できず歩くことになった。その軒先の隣は知り合いの家であったが、知られずに済んで助かった。ひとまず我が家に連れ帰りびしょびしょだったのでシャワーをしてもらう事となった。だが着替えがない。依然買っておいた紙パンツと着ないであろうむーむーを着てもらった。その後何分かして父が這うようにして帰ってきた。顔に傷を作って。家の玄関先で転んだとのこと。もうよれよれ。シャワーをしてもらって息子の着替えを着てもらった。ズボンは依然父から譲ってもらったものがあったのでそれを履いてもらった。車を預けてあったことと家を空けたくないとの事で車まで私の車で送り家へ帰ってもらった。飛んだ夜になった。昨日は動転していたので今日に記録しておいた。認知症の母を連れて出るのはもうやめておくように父に伝えた。今回のようなことがまたあれば老夫婦だけで済むのは限界だ。何もなかったからよかったものの。




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