猫は愛される
- カテゴリ：日記
- 2016/09/05 09:30:38
犬もウサギも愛されるとは思うけど。
なんなら、イルカとかクジラも、愛されてるとも思う。
愛の形はさまざま…とかじゃないけどねｗ
おかげさまで
四方八方手を尽くしていたら
今うちにいる子猫達の、行き場は出来そうであります。
まだ、引き取って下さる方の申し出を受けてるタイミングなので
おわったーひゃっはー！ではありません。
そしてなお
もし終わった。というところに来ても
現実的に猫の、また愛玩動物と言われる子達の置かれた境遇というものが
８万匹殺処分という、重い数字に表れてると思うのですよ。
いつだったか
女子高生が、犬の殺処分の現実に涙し
少しでも知れ渡るようにと、その犬の遺骨を砕いて肥料にした土で
植物を育てて、その植物を販売するという活動をしていたような。
犬だって
猫に比べて野良生活に向かないことや
噛み付くという能力の強さから
野良犬ってものがいるとかなり捕まりやすく
野良猫は人に捕まらずに増えるという難点があるもので
野良犬見るほうが珍しくない？といわれますけど
野良犬って結構いるんですって。
ただ
人が飼育したり、悪質業者が販売しようとした後に、捨ててしまってるので
捕まりやすかったり
完全に野生化するべく、山に行ってしまって
関せず生活する人が見つけなかったりするだけのようですね
里親募集に来る人はけっこういるんだそうです。
譲渡会なる、愛護団体や保健所のセンターがやってるもので
見に来るだけの人や
ちょっとだけ…のつもりだったけどかわいそう過ぎて即決する人
いろいろいるんだそうな。
また
ペットショップでも、販売が悪いんじゃないけど
売り上げあって店が成り立つんだから
まぁだいたいは、可愛い小物とえさやトイレ砂の消費物をばんばん売って
一時預かりや、トリミングサービスなんかでもお金とっていくしかない
しかし
売れるペットがいないと、預かって欲しいお客も減るから
なんとか商品も欲しいしと
ブリーダーさんから買い付ける
買い付けだの世話だのあって、そう安くすることもできない
売れなければ元を取るためやむをえず、割引セール。
その状況から、愛護という発想より、商品感覚が
見ている側にも無意識に根付かされてることなんかも、少々あって
その少々の懸念から
ペットショップで動物を買うのやめましょう運動なんかもある。
一歩間違うと、ただの営業妨害もなりかねない。
みんな、死活問題だからね。
犬猫にとってもね。
無料でもらえるならと、里親募集に応募する人もいると
逆に、猫の一生背負える予算がない貧乏人ということもあって
困ったら逆ギレしたりもあるから
保健所も、役所も、担当する人にとっては
「できねぇならペット飼育すんな」という感覚はあるが
そもそも、人間が勝手に、一方的な習慣をもとに「ペット」としてるだけで
「愛玩動物」って言葉も悪いという人がいるけど
いや
その言葉が悪いんじゃないよ
「愛玩」が、ただのオモチャ、何をしてもいいもの。って
物を大事にしない価値観を土台に言うからおかしいんで
どんな消費物さえ大事に扱う人にとっちゃ
愛玩の何が悪いかさっぱりわからんだろう。
消しゴムにだって名前をつけて、使い終わる頃には
ただ捨てるのではなく「ありがとう」と言ってお別れをするような人もいるでよ？
猫には猫の、大事にする方法があるから
ちゃんと大切にするってことが「愛玩」じゃないの？って思ってたら
言葉狩なんてものの意味がない。
ペットも愛玩も、どうせできないならするなって言ってたら
やったことない人は、その手にたくさんの動物を助けるだけの
余力と財産があったって、やらないこと、やっちゃいけないことになるのよ。
できることからコツコツやる。の意味が
お仕事を例えに置き換えると、大成功する人しか
就職しちゃいけないことのような扱いになっちゃうってことなの。
そういうわけにいかないよね？
働かざるもの食うべからず。っていう言葉も、最近あまり聞かないけどさ。
少々貧乏寄り生活だろうと
猫だって
何にもない暮らしより
家だけでもあれば、自分のテリトリーが守られてトイレとかあれば
ぜんぜんやってけますって子なら
下手につかまって殺処分よりも、猫生としてはいいと思うの。
一軒屋なら欲しい人もいるかもしれないけど
マンションだし、ペット可だけど申告制で面倒だし、または不可だし…と
いろんな理由から、一歩踏みとどまるのが
普通なことではあるんですが
飼えないっていう諦めの中で
猫が増えていくと
減らさなきゃってことで、去勢することになっていくわけです。
ネズミに比べればそれほどじゃなくても
猫が増えるのは結構早い。
猫のさかりが、１年１回しかないと思ってる人も中にはいて
違うよーって話もいろいろ話してみたり
室内飼育もできること、それって最近はやってるの？と言っちゃう人もいたり
こんなにも、猫の飼育について伝わってないと思ってなくて
ｱﾀｲも、わざわざ人にそういう話をふっていないから
知らない人が、知人にも多いことや
里親譲渡をしようと思った人からも、いろいろ聞いちゃうと
いろいろ心配を残す感じでおります。
ジモティーっていうサイトを使わせてもらって
気軽に登録できること
他に、生活にかかわる家具家電も個人が交換できるものだから
登録だけして、たまたま猫も飼える環境だから…なんていう形でもあって
また、外部からも見られる表示が多く
他の里親募集サイトも見られるものは多いんだけど
他の注意事項より厳しくなくて読みやすいというものや
読み飛ばしても気にならない雰囲気が何かしらあるようですな。
ツィッターやLINEで回ってくる情報を信じる人もいるんだけど
せいぜい、知り合いの知り合いくらいまでで
どうしても欲しい！という人まで届かないこともあるようです。
そのせいか
ジモティーでは、かなり注意を受けます。啓蒙されてるかたがたにしてみれば
安易な譲渡で、猫が危険にさらされることをとめたいというのもある。
里親探すうちにしてみたって
猫を捨てたくもなければ、無事にいて欲しいから探すので
社会全体の動物愛護について考える方も
里親探しの方にも、里親になる人にも、心配下さる方も
当初は安易なはじまりでも、ずっと猫を可愛がってくれる里親さんも
みんな基本的には
猫の可愛さで始まっていくわけですよ。
人間も、赤ん坊の内から分からないことだらけであっても
大人になっていくじゃないですか。
なんかね、こう
始まりは簡単でも、間違いを犯しにくい、巻き込まれにくい
そういうのは、全体の注意だと思うんです
関係ねーよ。しらねーよ。じゃなくてね。
猫嫌いな人も、何か理由はあるだろうから
そこをよく考えて一緒に対応することが
本当の愛情じゃないかなぁって。
そんなことを考えると、猫愛は永遠なのです。終わりがない。
…終わらないのか…←自分で言っておいて
