Nicotto Town


のほほん日記


「真実の愛」の解釈に膝をうつ


一昨日、金曜ロードショーでマレフィセントを観ました。
アニメ版とリンクさせつつ物語は進むのですが、王女を眠りから覚ます「真実の愛のキス」に長年の疑問を解消してもらいました。

ディズニーの眠れる森は、フィリップとオーロラの出会いは2回のみ。
1度目はオーロラの洗礼式。
許嫁である幼児のフィリップ君は赤ちゃんよりも玩具に興味しめしていました。
2度めは森の中、「夢の中でいつもあう君~♪」と恋に恋する乙女のオーロラが森の動物とダンスしている所を覗き見て声をかけ、少しお話する。

2度めの出会いでたがいに一目ぼれ。
眠りの呪いにかかったオーロラを助けるべくマレフィセントと戦い、愛のキスで眠りの呪いを解除!そして二人は幸せに暮らしましたとさ。

でもね、これ実質1度の出会いでプロポーズもしてはいるけど、人となりもようわからん状態で「真実の愛」ってのが芽生えるのかっていうと、無いとは言い切れないが限りなく0に近いんじゃないかな?

マレフィセントでは、上記お悩みが一発解決!

フィリップ君がキスしてもオーロラは目覚めませんでした。

オーロラが赤ん坊の頃から、「醜い子」なんて憎まれ口を言いつつもなんだかんだと世話を焼いて見守ってくれていたマレフィセントがオーロラの額に口づけた瞬間オーロラは目覚めました。

「真実の愛」
男女間だけではなく、親子間(この場合は正しくは親子ではないのですが)の愛も含まれているんですね。
この解釈、すんごく納得が行ったし好きなオチです。

とりあえず、ステファン王(オーロラパパ)がすんげー嫌な奴になってたのが衝撃的でした(アニメ版はスレンダーなイケメンで性格も悪くないんだもん)

あと、とりあえずここだけは突っ込んでおかなきゃ!って所があったわ。
緑の服着た妖精のオバサマ、あなた贈り物せずじまいでしたね…

■アニメ版
赤の妖精(フローラ)→美しさ
緑の妖精(フォーナ)→美声と歌声
青の妖精(メリウェザー)→贈り物をしようとしたらマレフィ登場、死の呪いのプレゼント→術の打消しは力量不足で出来ないので死の呪いを眠りの呪いに減。

この青の妖精に当たるのがマレフィだと緑の妖精なんだけど、贈り物をしようとしたところをマレフィに邪魔され、呪いをかけられちゃうんだけど死の呪いから眠りの呪いに軽減するところまでをマレフィセント自身がやっちゃったので、緑の妖精さんは何にも贈り物せずに終わってたのよね。
ディズニー的にはそれでOKかも知れないけれど、原作好きとしてはなんかもう少し捻れたんじゃないのと思わなくもないです。

グリムでは12人の魔女、ペローでは8人の仙女からの贈り物があるので、3人が贈り物をした後にマレフィセントが呪いをかけ~でも話は通じたんじゃないかと思うのですよ。




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