蛇足の補足。昨日の日記。
- カテゴリ:日記
- 2016/06/20 06:03:05
昨日のわたしのブログ、
読み返してみて、なんだか違和感が残りました。
なんか、違う。
語弊がある。
ことばが足りない。
どうもスッキリしないので、
そこんところ、修正しておきたいと思います。
昨日のブログをサラッと読んでしまったら、
まるで、わたしがHawaiiに住んでいて、
楽に、英語圏をエンジョイしていたような誤解を受けるではありませんか。
違います、
違います。
日本に居られなくなって、
追い出されるように、Hawaiiに流浪し、
「え~?どうせ住むんだったら学校行こうよ、タダだし」と、
州立の教育機関を受験し、4年間の地獄の苦学生生活が始まった!というのが事実です。
それまでも、アメリカ本土やカナダに、いたことはありますが、
せいぜい3か月単位。
突然、4年間も単身でロコ(地元民)になるなんて、
その一か月前まで予想もしなかった激動の人生の1コマでした。
カルチャーショックなんて、生易しい言葉では表現できません。
日本から持って来た電子辞書が、3か月で摩滅し機能不全するほど、
朝8時のモーニングクラスから、夜9時30分に終わるナイトクラスまで、
平日、びっしり授業があります。
その間も,進級試験、実力テスト、ボランティア活動があり、
もちろん、家に帰れば掃除洗濯、お買い物、学校での弁当作り・・・
これが地獄でなくて、何でしょう。
スーパーマーケットでは、小金強盗に会い、
住んでいたコンドミニアムでは、
お向かいの住人がコカインの製造をしていて警察の急襲銃撃戦、
交差点で交通事故が起きて、煙を上げる事故車両からけが人を引っ張りだし、
そのあと、その交差点で交通整理!(警察が来るまでね)
DVで逃げて来た見知らぬ女性を助けて、裁判所にまで出頭させられたり、
週末の夜は、売春婦に騙される日本人男性の事情聴取にボランティア通訳です。
學校にいた頃も、何度president room(校長室)に呼び出されたことか・・・
生活だって楽ではありません。
まず、電気・ガス・家賃・銀行口座を持つために、
自分で公共機関や銀行に行って手続きしなければなりません。
もちろん、英語で。
支払いだって、小切手が切れないと「観光客」扱いですから、
どれだけ大変か!
ご存知ですか?
アメリカの小切手って、
数字をアルファベットで書かなきゃならんのですよ!
(日本語で言うと五百二十六弗、七十五せんと)という感じです。)
アルファベットですから、数字のスペル、1文字でも間違えたら、
「こいつ、小学生以下だな」という冷たい視線を浴びなきゃならんのですよ。
郵便局では、買い込んだ書籍が溜まる前に、日本に発送していくので、
「書籍小包」扱いで荷物を出します。
長ーい行列に並んで、格安の郵便料金にしてもらう手続きです。
これだけで、気分はもう移民です。
通学用のバスの定期券、
電話会社の携帯電話の申し込み(日本でも面倒なのに!)
スーパーマーケットでのお買い物品返品や、交換・・・
住んでいるって、ものすごい煩雑な仕事が、英語でぶつかってくるんです。
コインランドリーで、洗濯物を盗った盗らないのケンカ、
アホな白タクの運転手のナンパ、
ダウンタウンにいる物乞いの見極め方・・・
夢のハワイではありません。
地獄のHawaiiド貧民窟生活でした。
そこまでして身に着けた「英語力」ですが、
10年で、きれいに忘れますよ!という、
「お前、苦労したんだなあ、何のために苦労したんだよ。」という、
情けない話なんですよということです。
なんかね、
引っかかったんですよ。
昨日のブログ。
え?ちょと違うんでねーか!って。
すみません、ややこしいヤツで。
なるほど~♪
洋楽と邦楽の違いを考えると、脳の働く部分の違いがよく分かりますね。
ああ、日本語脳の邦楽を作り出すイメージがよく分かります。
わたしが、自分で感じた実験は、
「右手と左手を組んだときに、どちらの親指が上にあるか」でした。
これね、外国に居ると、
ほとんど絶対と言っていいほど、左の親指が上にあるんです。
(日本だと逆がしっくりくる)
べつに左脳を使うのが、悪いと言ってるわけじゃありません。
ただ、あの時期、Hawaiiから日本に帰って来て、
前夫との長かった結婚生活を清算するのには、
右脳人間でなければ、出来なかったと思います。
不思議な感覚でした。
前夫が残していった衣類や、カバン、家具を処分するのに、
右脳人間は、悲しい現実と結びつかないんです。
モノは確かに知っているが、どこか誰か知らない他人の残留物にしか感じないんです。
(長い歴史のつながりが、全く感じられない)
愛着や懐かしさ、失ったものの大きさが、まるで自分に関係ないかのように思えるんですね。
日本に帰ってきたときも、アメリカの友人たちが一緒について来ていましたから、
日常会話は、全部英語でした。
彼女たちは、半年ほど、うちに居候していたので、
わたしは、その間に、前の結婚生活の遺物をぜんぶ処分できました。
わたしの暗黒時代なんです。
魔界で修行を積んでこられたからだ!と理解しました。
英語は右脳で聞きますし、日本語は左脳で聞きますから、
必然的に洋楽と邦楽の差が生まれてしまいます。
右脳は幸せをもたらす力を秘めている事が、脳科学者自ら、左脳が脳梗塞になった体験から
語られていました。
芸術も右脳です。パズルを解くのも右脳。
論理でガチガチな数学も、右脳で解くとあら簡単!という経験をしました。
英語もアニメも右脳を鍛える事になるんですよね。
で、通常の日本語生活に戻ると妖怪だらけ…
(´ω`) ンー…また、何を言ってるのか判らなくなってきたのでお終い。
1ドル=300円の時代っていうと、
ものすごい高価な海外旅行です。
おばあちゃん、すごい。
隔世遺伝でそのDNAは、
バッチリにこるちゃんが受け継いでいますね。
うん、才能ありですもん。
母から聞いて肝をつぶしたワタクシです。
心の師:平山御大(作家)はアメリカに旅行に行った際、ホテルの支払いでカードを出したところ、
ホテルマンさんに「アメックスを出せ」と言われ「では現金で」に「アメックスだ(以下平山氏流の
書けない表現故・略)」のすったもんだで何とか支払いを終えたそうです。
一番ひどい目にあったのは、この平山氏を米國案内という地獄の所業についた通訳の町山氏でしょう。
はなこ姐さんがそんな事情をかいくぐって来た事に拍手。
わたしのお気に入りの場所は、ダウンタウンの中の中華街でした。
その中でも、マーケットの中の地下食料品店街が大好きでした。
安いし、ここはどこの国?という感じの不思議な空間です。
小切手を使うのは、口座でもいろいろな特典があるからで、
為替のインカムゲインでずいぶん儲けました。
時代は移りかわりますねえ。
小切手ではスペルミスをしないように、小切手帳の見開きに11から20までと百の単語を書いておけばだいたい大丈夫?(千五百は十五百と書けばOK。)
それでも、はなこさんは州立学校に入れるぐらいの実力をお持ちの上、色々ご苦労されたからと英語(と底力)が身に着いたのでしょう。身についてないと思い出してAha!とすることも出来ないでしょうから。そういう努力が出来る方はうらやましいです。
数年前に観光で行ったハワイは、多くの観光客が行く安全な所しか行かなかったので、なんか気楽なところでした。
言語、文化。習慣プラス、言葉では表現できない人種の壁ですかね。
この4年間があるからこそ、
このあと、日本に帰って来て経験するすべての底力が身に付いたと思います。
右脳で考える癖がつくと、助けられることが多いです。
「利き腕」のように、「利き脳」のようなものがあります。
見方と感じ方、考え方が全く変わります。
でも本人の中は、全く変わらないわたしがいるんです。
アメリカの友人たちといると、あっけんからんとしている事柄でも、
日本脳(左脳)では、細かなことがあるんです、機微というやつでしょうか。
逆に、日本人社会の中で、「大雑把なヤツ」「ザッツイなあ」と言われるとき、
たぶん「右脳」スイッチの切り忘れなんでしょう。
身につけるのには、何年もかかるのですから
言語の違う所でのご苦労はお察しします。
観光でほんの数日の滞在ですら、海外は
言語の壁が・・・。学校で6年以上やってるのにorz
はなこさんのハワイのお話も、いずれゆっくりお聞きしたいものです♪