小羊のテーゼ
- カテゴリ:小説/詩
- 2016/06/12 01:09:25
砂漠に置き去りにされた
小羊は言った
今日も熱く焼けた
砂を飲むしかない
天使は彼を
見逃してしまった
愛はそこに見当たらなかった
心はだからしぼんでしまった
そして灼熱の下
しだいに干からびて行った
彼は夢を見ていた
そこは川のほとりだった
つま先から
そっと入った
角砂糖が融け崩れるように
干からびた心は水に同化していった
心はしだいに膨らんで行った
風船のように
うれしかった
だが涙は流さなかった
砂がまた吸い込んでしまうから
羊はやがて
目を覚ますだろう
水はどこ
しかし彼は
また熱く焼けた砂を飲むしかない
天使が彼を
見逃してしまったから
例の捨てようとした昔のノートに書いてあった詩の
一つを書いてみました(省エネ=頭を使わないでOK?)
最近暑いですからね
ちょうど砂漠が出て来ていますから・・・
書いたのは二十歳のころです
モヤモヤっとして何もできない自分
天使が見逃してしまったから・・・
モヤモヤを天使のせいにしていますね
モヤモヤは上手く行かないお勉強と
さらに上手く行かない恋から発生していたもの・・・?
だったような^^
小羊のソテー
骨付きロース肉
赤ワインソースで・・・
いかがですかぁ~^^
堕天使のあの方に見つけてもらえてたら・・・
なんて 都合良くはいかなくて・・・
子羊のテーゼ。。。なんか 料理みたいですね(;^ω^)
天使にも色々あるんですね
残酷でない良い天使が好みです^^
聖書ですか
無意識に多少影響を受けていたかも
無力感にヒタヒタと浸っていた頃も・・・
それはそれで一種の青春かも
テーゼって聞くとエヴァを思い出すという(^-^;
力の無い私に出来る事なんて何もない
その無力感は干からびた川のよう
その喉の渇きは本当の欲望を教えてくれる
生きる事のなんと難儀な事よ
テーゼって名前ではありません
ドイツ語です・・・命題?
小羊は自分です
でテーゼは自分の今の本質的な
実際の生き方、感じている事と言う意味かな?
恰好つけて書いていたのだと
思います
神様は信じていないのですが
天使頼み^^
同じような事ですね
二十歳の多感な頃の作品ですね
暗さはみじんもないですよ~
もやもやってできることが若さなのかなって瞬間思いましたもの
もやもやする前に 人生ってそんなものだよ・・って受け入れてしまう
そんな自分ですからね~~今は^^
そんなもやもやが今のセカンドさんを導いてくれたのですよ
若者よ 思う存分 もやもやせよ~~~天使は 必ず守ってくれるんだからね
見放されたと感じるときは そのステージでの力は十分にあると認められたからなんだよ~
でもいつも見守っていてくれるのは間違いないよ 天使はいつもその人の人生と共に在るから
天使はきっと母性の化身なのかもね~~
天使が出てくるところが セカンドさんらしくて にやり です ハイッ(^^)/
で・・テーゼって なんだか素敵な名前なんだけれど その発音はドイツ語かな~
なぜに テーゼなのだろう・・とまで考えが到らず・・家事の残りをしてきまぁ~す(^^)/
この頃って
大人への扉を開けて覗いている頃?
中途半端に「もがいている」頃でしょうか
いまもそんな感じですけど・・・
自分の力のなさを天使のせいにしている
どうしたらいいか解らない・・・
そんな時書いた物ですね
青春の落書きみたいなものでしょうか
セカンド、この頃はバカばっかりやっていました
性格は明るいと自他共に認めています
詩を書くと暗そうなイメージがありそうですけど^^
現状から抜け出そうとしても世の中に呑み込まれて時間ばかりが過ぎて行く。
自暴自棄になりそうになりながらも、流されてなるものかと抗う様を感じます。
誰しもそんな時期があるんですよね。
そんな中にありながらも、何度でも這い出そうとする、
セカンドさんの芯の強さも感じる詩だと思います。