関西弁を馬鹿にしてるわけじゃないんだよぅ…
- カテゴリ:日記
- 2016/05/30 20:06:02
関西方面の人と会話すると「似非関西弁やめて欲しいんだけど」的な事を言われることが多いです。
違うんだよ、馬鹿にしてたり、真似っこしてたりじゃないんだよぅ。
新潟にはね、佐渡って所があってね、そこの方言つか発音は関西方面に非常に近いんです。
そして私は生まれも育ちも佐渡。
しかもバリバリ佐渡弁喋る祖父母がメインで育ててくれちゃった佐渡っ子なわけでして。
爺婆=ネイティブ&ディープな佐渡弁使い→そんな爺様や婆様にべったりくっついて育ったらね~、自然バリバリ(若い人は使わなくなったような)佐渡弁使いになっちゃうわけですわ。
本州に住んで長くなると、流石に佐渡弁よりも新潟弁に染まってきますが、やはり佐渡弁使いが現れたら佐渡弁&佐渡風の発音になりますよね。
現在は生まれ育った県とは違う土地にお住まいの方ならわかっていただけると思うんだけど…
で、前述したように佐渡の発音は関西方面に非常に近いんです。
これには理由があって、西の方からお偉いさんが何人も島流しされてきてるんですよ。
単独で流されるっていうのは少ないので、家族だったり使用人だったりも一緒に佐渡に住むようになりますよね。
んで、発音が関西系に非常に近い物になってしまったんですわ。
この2つを足すと分かっていただけると思うのですが、佐渡人は関西弁馬鹿にしてるんじゃなくて、佐渡弁風な発音聞いて、佐渡弁の発音で話を返しているだけなんです。
説明下手な私のせいもあるのかもしれませんが、順徳院や世阿弥を出してようやく分かってもらえるんだよね。
順徳院って誰よ?とか世阿弥?誰それ。って人も少なからずいるので、その場合はまた説明が伸びるんですけどね^-^;
つうわけで、関西方面の方、新潟県民の中には佐渡人という人種もいるので「大阪弁馬鹿にするのやめて!」とか言う前に「新潟県民って言ってるけど、もしかして佐渡出身?」とお確かめいただけると嬉しいな~。
佐渡人的には、本当に馬鹿にしてるつもりないんだもん…