進路説明会と『荒城の月』幻想の演舞
- カテゴリ:日記
- 2016/05/28 09:18:54
昨日は午後から娘が通う学校で進路説明会がありました。
私自身は大学受験の経験がないので進路関係の知識は全くないのと
娘自身は動かないタイプなので困ったもの…。
進路関係はお母さんは頼りにならないから自分でもよく先生に聞いておくようにと
言ってはいるんですが、さてさて娘本人はどこまで考えているのやら…です。
昔からいよいよとならないと自分の考えを話さないんですよね…。
こちらから聞いても。
私としては一昨年と去年は娘の尻を叩いてオープンキャンパスに出向きましたし
今年は息子のことや母のこともあったので、娘の行動を静観しています。
主人は娘自身のことだからお母さんがあれやこれやとこれ以上やらなくていい…
そう、言います。
それが正解なのか、どれが良いのか正直わからなくなっていますが
まぁ、お金は出せる分しか出せませんし…どうにかなるのでしょう、かね?
進路説明会の後は校庭で3年生による演舞が行われました。
例年は7月の学校祭の最終に行われていましたが、一昨年に生徒さんが
熱中症で複数倒れドクターヘリが出動する騒ぎになった為、去年から
この時期に行われることになりました。
クラスごとに色の異なる扇子を持ち、制服のプリーツスカートと襟付きの
半袖体操着を着用して演舞します。
曲は『荒城の月』幻想。
プリーツスカートは袴を、襟付き半袖シャツは袷を表現しているそうです。
演舞の内容は戦いです。
演舞の練習は今年初めから行われ、定期考査が終わった翌日からは
朝練が行われていました。
普段使わない筋肉を使うので、最初の頃は筋肉痛を訴えていましたが
そのうち言わなくなりました^^;
昨日は少し高くなった場所から見ていたので全体の動きが良くわかりました。
てんかんの発作が多くなっていた息子を家に置いてでてくるので
早いうちから主人に仕事が休めるのなら休んで家に居てほしいと
頼んでいいたので安心して見ることができました。
娘のことだけに集中できる時間は普段はあまりないので嬉しかったです。
演舞前に友達と談笑している娘の素の姿(?)を垣間見ることもできました。
あまり出かけない子ですし、友達は1~2人しかいないと言う子なので
そういった姿を見る機会もほとんどないので貴重です。
(娘の言う友達というのは会話する程度の友達というよりは、心を許せる友達
という意味で使っているのだと思います)
母が亡くなってからというもの、めっきり涙腺が弱くなってしまいました。
演舞を見ていて涙が溢れそうになりました。
でも、いつもの習慣でぐっと飲み込みました。
泣き虫な私は子育て中は常にそうして生きてきたので素直に泣けないんです^^;
でも、最近は1人の時はまめに泣いてたりしますが…。
演舞の後は卒業アルバム用にクラスごとの写真撮影があるので
その様子を遠目に見ていました。
放課後は部活に寄って7月の学校祭で売る部誌に載せる絵を描いてから
帰宅すると娘から聞いていたので、一足先に帰宅しました。
7時過ぎに『お迎えに来てー』と娘からいつもの内容でメールが届いたので
演舞がとても良かったことを返信して迎えに行きました。
雨が上がり…空気が澄んだ中での荒城の月の曲と演舞がとてもステキだったんです♪
費用のことを考えるとかなり違いますものね…><
家から通える場所で本人の希望に近い学校が見つかるといいのですが
都心と違って学校数も限られているから…どうかなぁ。
ホント、どうなるのかしら…です^^;
できたら、家から通ってくれるといいね。
親は大変デス。
4年間、みっちり学ぶという考え方も賛成です。
ただ…4年間の間に人付き合いや社会に出るための社交性や
親からでは学べないことを他人さまから学ばせてもらうという
ことも大賛成です。
今の娘には後者が必要かなぁ^^;
たぶん、絵に関係する方向性で決めると思うのですよ…。
真面目だから毎日課題には取り組めてはいますが
勉強はしたくないようですから…^^;
家から通える学校を選んでもらえると安心ですし、費用の面でも
助かりますが、本人の希望が第一ですから本人次第でどちらでも…と
思ってはいます。
(家を出る場合は夜中にサラダ工場で短時間パートに出ようかな…^^;)
でも、進学は大賛成です。
18で社会に出るには、中々辛い世の中です。
社会に出る前の人生の休暇と言うと語弊がありますが
その時間を使って、自分のこの先を考えるにはいい時間だと思います。
どんな所に行っても、楽しいですよ。
長男は私立大に行きましたが
英語の授業を20人ほどで、外人の先生と授業中は英会話だけと言う講義があり
楽しいそうですよ。
『予定だけはガンガン伝えてきました。』
↑
私もはなとりさんと同じような行動をする性格ですね^^;
私が見ている前ではやらないだけで、日々届く資料や去年行った学校の
資料や情報を集めているのなら良いのですが…どうもそういう形跡が
見受けられないような^^;
ですから、最近では娘にどこから話をしたら良いのかすらわからず
かと言って説教じみたことを言ってしまうのも嫌なので(散々言ったと思うので)
顔色を伺ってしまうところも若干あります><
こちらではそういう事をしている学校が皆無なもので・・・・
進路の件ですが、いざという時は集中してしっかりやり通す娘さんでしょう
から、しのみぃさんがおっしゃるとおり、静観・・・もありだと思いますね。
ただ、私の経験では我が母があまりにも私のそういう事に無頓着だった
ので戸惑った事もすごく多かったです。
なので、娘の時は、進む道がどうであれ、予定だけはガンガン伝えてきま
した。こういう道に進むなら、いついつまでにコレコレを済ませておかなくて
はならないよ、とか、これがダメだった時はいついつまでならこっちは
間に合うよ、とか、いついつまでに担任の先生と連絡をとっておくといい
かも知れないね、とか。
娘の性質上、ある程度先の見通しがあればそれに添って落ち着いて
考え行動できると考えそうした訳ですが・・・・
こういうのは子供の性質によりますよね。
娘さんが進路に向かって気持ちが動き出しますように。
娘は普段、声をかけても「んっ。」ぐらいしか返事をしないのですが
昨日は演舞のことについて「キレイに並べてた?」といったことを
私に聞いてきました。
会話らしい会話をしたのは久しぶりのような気がします^^;
我が家は今流行(?)の友達親子ではなく、母親と娘といった昔から
あるような関係(?)なので、ベタベタしているような間柄ではなく
何とも味気ない間柄のような関係です…^^;
息子の障がいや病気があることが大きな理由ですが、息子とのほうが
ベタベタどは非常に高いですね…^^;
色々と書いて下さってありがとうございます^^
あとは本人次第で任せているといったことを書きましたが今まで口うるさいほどに
言ってはきたと思います。
ただ、アヴィちゃんのご両親のように娘に話してあげられたかと言えば疑問ですが…^^;
娘は文系Ⅱを選択し、最初から国立大学等は希望していません。
勉強したいから進学するというよりは高卒で就業する気がない…という気持ちの方が
大きい?
私も就職を考えると短大・専門卒の資格は最低限取っておいて欲しい気持ちがあります。
今の時代、パート勤めをしようにも高卒の資格では応募すらできない企業も多く見かけますので。
それでも絵を描きたいという気持ちはずっとあるように見受けられます。
美術というよりはアニメ―ションの方ですが。
今はアニメ部の部長として最後の大仕事に取り組んでいる毎日です。
私は絵のことは全くわかりませんが、主人は絵心があり娘と話がとても合うようなので
そちら関係のことは主人に勝手に任せた気持ちになっています。
私が言えること…言ってきたことは絵を描いて食べていくことは容易ではないことや
絵を描くことだけにこだわらなくても入った企業の広報関係で絵を描く仕事に
携われている方がいて、そういう形で絵を描くことに結びついているケースが
あるよ…といったことぐらいしかありません。
私自身は生まれてから今まで、やりたいこと…やりたい職業がなかったのと
葛藤や反発は多少あっとものの社会に出るまでは母親が言う通りに歩んできたので
自分で選択してきたという経験がありません。
経験がないから正直わからない…という思いもあります。
言われた通りに塾に通い、言われた通りの高校を選択し…言われた通りの企業に就職。
でも不思議と後悔する気持ちはないんです。
どうして私、この高校に入っちゃったんだろう…ですとか、どうしてこのこの部署に配属
されちゃったんだろう…というような思いを抱いたことはありましたが、結果的には
自分に合っていたと思いますし、自分の糧になっていると思いますから
母親は私の性格と技量をわかった上で進めてくれていたと理解しています。
でも私は自分の母親のように娘に話したり勧めたり導いたりすることは出来ないと思います。
娘とは何を話したら良いのかと戸惑ったりもしているんですよね…。
娘さんも、口には出さなくても、見に来てもらって嬉しかったと思いますよ。(*^_^*)
戦いをイメージした「荒城の月」の演舞、私も見てみたかったな~。
この後、どんな進路を選んでいくにしても、高校生活での経験はきっと貴重な力になっていきますね。^^
システムも様変わりしていないだろう思いますから、出過ぎた真似と
思いつつ少しお話しさせて頂きます。
進路というモノに漠然とした夢や希望があるにせよ、「進路」は否応
なく目の前に立ちはだかり、しかも具体的な形をとって選択をせまら
れる最初の関門です。大学はその先の社会と直結です。高校生ではど
んなに優秀な学生にも未知であり、無知同然です。
「好きにさせる」以前に可能な限り、その先の社会の知識と概念を語
して上げて下さい。
私は完全に日本で暮らし始めたのは高校生からでしたから、多少この
国の世情に疎いところがありました。
でもそれだけではなく、高校生位の年齢では何も知りません。友人た
ちもそうでした。最上位の進学校でしたから優秀な人ばかりでしたが、
所詮子供は子供でした。
両親は学業や偏差値など目先のことを棚上げにして、大学での学業が
実はその先の為にあるもので、大学や学部をどう選び、どう学べば社
会で何が出来るのかをたくさん教えてくれました。同時に何が出来な
くなるかも教えてくれました。
これは現在の私の大変大きな糧となっています。
社会人たる大人=両親しか話して上げられない事柄がたくさんあると
思います。学生本人が努力出来ることは成績を上げておくこと位です。
これは放っておいても構わないと思いますが、努力をしても知り得な
いその先の関わりは大人にしか分かりません。
私が今あることの、所感です。私事で僭越でした。ほんの少しのご参
考にでもして頂ければ幸いです。