ひとりの魔法騎士の物語～はじまりの物語・上～
- カテゴリ：自作小説
- 2016/05/05 22:06:46
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私、ユーミン♪は、マジカル学園魔法騎士科の生徒。
肩書きは、修練士。
今日は、フクロウ理事長に連れられて、「魔法の森」へと連れられた。
つまり、魔法騎士認定試験となる。」
ユーミン♪（以下、ユ♪）「はい、理事長。」
フ理「あそこに、古城が見えるだろう？」
理事長が遠くにそびえる茨だらけの城を示す。
ユ♪「確か、眠り姫の伝説のある城ですよね。」
かつて、この地に存在した王国、「エスメラルダ王国」。
その最後の王女、メア王女は、邪悪な魔女の呪いによって、永い眠りについたのだった。
フ理「そうだ。君への課題は、その眠り姫を救うことだ。」
ユ♪「え・・・。」
私は、絶句した。
なぜなら、この課題を受けることのできるのは、「稀代の天才」と呼ばれた修練士たちだけだったからだ。
しかし・・・。
ユ♪「その課題は・・・、成功不可能と呼ばれる課題じゃないですか・・・。」
そう、「眠り姫」の課題をクリアできた修練士は誰一人いなかった。
皆、途中で命を落としたのだった。
フ理「君は、学園の歴史の中でも最高の成績を残してきた。
きっと君なら戻ってくると信じているよ。
さあ、行きなさい。」
私は、古城へと走り出した・・・。
ひとりの魔法騎士の物語～はじまりの物語・下～
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