Nicotto Town



現住所と離れた場所での葬儀

両親の現住所は墨田区にあります。
住まいは引き払いましたから、現在の住所は姉のマンションです。
そして、本籍は足立区にあり、埋葬場所の霊園は千葉県です。

お墓は私が栃木に嫁いで間もなく千葉県の霊園に用意したようです。
父と母と姉が会員になっていて、墓石には『累代の墓』と記してあるようで
嫁いで苗字が変わった私でも埋葬可能になっていると、以前聞いたことがあります。
(何かの事情で私が困るような時に実家のお墓に入れるようにと考えてくれたのかな?)


那須烏山市の病院へ救急搬送された母は10時間後のその日のうちに
息を引き取りました。
早い段階で先生から説明があったので、息を引き取る前に姉も病院へ来ました。
かなり厳しい状態だった為、喪服の用意と霊園関係の書類も持って
こちらへ来てもらいました。

特別個室という場所で母を引き取りました。
父は一旦、母の意識が戻ったことで施設の職員の方々と施設へ戻っていました。
ですから亡くなった場面に立ち会うことはできませんでした。
(施設の方のお話しだと、意識が戻ったことで随分と安心をして就寝したそうです)

看護士の方から先生をお呼びして死亡宣告を行いますが、よろしいでしょうかとの
確認がありました。
父を呼ぶか呼ぶまいか…悩みました。
先ほどの施設の職員さんのお話しがあったからです。
ですが、父の遺志を確認しておきたかったので再び施設へ連絡を入れ
父親に確認してもらいました。
「俺も立ち会いた」
そのように父が希望したのでタクシーに乗せていただき、病院の非常口で
私が父親の到着を待つことになりました。

到着した父と個室へ戻り、看護士さんに連絡をして先生を呼んでいただきました。
昼間の先生ではなく、夜勤の先生が来て行って下さいました。
『4月18日 19時45分 永眠』です。
その後、タクシーを呼んで父を乗せ施設へ向かってもらいました。

私は個室へ戻り、セレモニーホールに連絡を入れ遺体の搬送をお願いしました。
その間、個室では看護士さんが2人がかりで母の支度をして下さっていました。
1時間ほどして、セレモニーホールから委託された業者の方が母の遺体を
引き取りに来て下さいました。
地下から母を車に乗せ、駐車場で待っていた私達と合流してセレモニーホールへ
異動します。

業者の方がこの辺りに来ることがないので道がよくわからないとおっしゃるので
私が前を走り、その後に付いて来てもらうことにしました。
昼間しか走ったことがない道なので、夜に見る景色はまた違った印象を受けますが
まぁ、カーナビもあることだから何とかなるでしょう…。
そう思って出発しました。






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