会いたいのは死者ばかり
- カテゴリ:友人
- 2016/04/28 22:57:39
わたしの会いたいひと…。
歴史上の人物がまっさきにうかぶ。
土方歳三さん。
意思の疎通をはかるのは、むずかしいかもしれないけれど。
わたしが一方的に
彼を書物などで読んで知っている、知った気になっている
だけなので。
でも、会って、かれを感じてみたい。
あの
ぶれない生き方は、なんといっても
実際どうであったとしても
事実として、いまに残っている。
あとは、なくなった父親かな。
いま、あいたいな。
いま、こんなことをしてるんだよ、って、いいたい。
父親は、うれない脚本家だった。
わたしも、すこしちがうけれど
にたような、ともかく、書きものをしている。
くわしくはしらないけれど
(教えてくれる人がもはやいない…)
父方の祖父は新聞記者、
さらに先祖は、ある藩の学者の血筋だったらしい。
父にいまの自分のこと、つげたいというより、
かすかに、かもしれないけれど
なにかが連綿とつがれているんだと、思いたいのかもしれないし。
あるいは、父はきっと、よろこんでくれるだろう。
父によろこんでもらいたいのだと。
といっても、このごろ、ちょっと、すこし体調がわるくて
その関係で
(また甲状腺の病気が再発したのだ)
書き物しごとが、おもわしくない。
こうして書くことで、じぶんをふるいたたせようとしている。