【Das Blauekind】=2章=
- カテゴリ:日記
- 2016/04/26 23:13:03
僕は夢をみた・・・・
そこは すべてを拒絶するような闇に浸されていた。
呼吸すら吸い取られ 鼓動だけが生きていた。
重い鎖をひきずるように時がすぎた
僕は いつものように ただ そこに居た。
僕が闇になろうとするとき 何かが居た。
蝶? ・・・いや 違う!
僕が 見ないふりをして 目をそらした顔
原因は君にあると 嘲り 無視をした顔
1匹・2匹・3匹・・・・・闇の奥へ消えていく
待ってくれ
僕は かつては友であった蝶を追い もがいた
消えそうな鼓動がドクン ドクンと鳴る
静寂の中に木々がが見える!
柔らかな葉を足元に感じる!
羽音が聞こえる! 蝶たちが舞う泉を覗いてみる
誰だ・・・誰かがいる
目は虚ろで 媚を売るように笑ってる
僕か・・・僕なのか
涙が落ちる 醜い僕は波紋でますます醜く歪んでいく
涙で消えるなら 消えてくれ 僕は泣き続けた
蝶が僕の涙をぬぐってくれる
その時 大きな羽が僕を抱きかかえてくれた
僕は 優しい羽の下で泣き続け 深い眠りに引き込まれた。
いつものアラーム音
いつもの見慣れた部屋
いつものように 朝食を食べ
いつもより 靴ひもをしっかりと結び ドアを開けた。
※Ψ※Ψ※Ψ※Ψ※Ψ※Ψ※Ψ※Ψ※Ψ※Ψ※Ψ※
ロワゾーさんの企画 【Das Blauekind】
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=1104605&aid=61872849
続編で参加させていただきました
つたない文章ですが 読んでくださり コメントもいただき感謝です.:*・
※Ψ※Ψ※Ψ※Ψ※Ψ※Ψ※Ψ※Ψ※Ψ※Ψ※Ψ※
naoの醜い一面を重ねて 書きました
自分の理想や正義 真実を 日々の暮らしの中で 時には見てみないふりすることがある
こんな自分は ずるいなぁと おもいつつ ずるずる 歳を重ねてきたんだ
毎日 靴ひもはしっかりの結びたいと 思いつつ つっかけのように踵を踏むような naoです
人間って・・・・・ むずかしい
苦悩が手に取るようです。
夢の中で妖精さんに救われて、日常が戻ってきてよかった(。◕‿◕。)
ブラウキントが自分の真実の姿・真相に触れて苦しむけど大きな羽に包まれて深い眠りに落ち目覚めたら夢だったという、誰かが見た夢のお話しなのですね(*´▽`*)
やはりブラウキントには
見たくない顔があったんですね
でも蝶が抱きかかえてくれて
少し変われた
いつもより靴ひもをしっかりと結べた
明るいほうに歩き出せる予感ですね^^
ブラウキント視線でのお話 ハラハラして 胸がきゅぅっとしました。
生き方を変えるのは難しいけれど 過ちに気づいたら 少しずつでも修正することができるのですね。
最後の一文に 救いを見ました☆
皆ブラウキントなんですねー。
最後が効いてますね。
道を歩いていけて良かった。良かった。
夢の中と現実
ステキな作品ですね(^^
読みながら、頭の中に、暗い夢の世界が広がって、引きずり込まれたよ。
ブラウキントは、誰の中にもいるのかもね・・・。
最後に「僕」が、顔を上げて 力強く一歩を踏み出す場面を 想像できたよ(^-^)
なおさんのブラウキントの顔もまた好きだ。心を打つ、素敵な作品だ。